シノワズリで洗練のオリエンタルスタイルに(3ページ目)

モダンにプラスして洗練されたオリエンタル

モダンに直線的なラインのシノワアイテムを加えてオリエンタルをお洒落に。ラフな感じになりすぎないのがコツ。（画像：ｍFREAK）

シノワズリのアイテムには、直線的なすっきりとしたデザインや格子をモチーフとした幾何学的なデザインのものもあり、合理的なモダンスタイルに合わせるにはお勧めです。

そのときに注意したいのが素材感。ラフでごつごつしたものはより素朴でプリミティブ（土着的）な印象になります。グレード感を感じさせるのでしたら、表面はフラットな仕上がりなものを選び、あまり素朴な印象にならない方が良いでしょう。

日本的要素をプラスして絢爛豪華に

「ジャポニカ」も西洋の憧れの一つ。和アイテムにシノワズリ的「赤・金・黒」を強調してゴージャスなアイポイントに。（画像：S邸）

オリエンタルスタイルには、シックな雰囲気のほかにも、贅を尽くした華麗なイメージもあります。漆塗りを思い浮かべるような艶やかさや、日本や中国の陶磁器のような美しい色使いなどが華やか雰囲気を作ります。

特にシノワズリを意識するのならば、中国で好まれて使われる「赤・金・黒」といった色使いを中心にしてコーディネートしてみましょう。

「赤」はビビッドな赤ではなく「朱色」に近く、おめでたい色として良く使われています。彩度が高いとインパクトが強くなりますから、大きな面で使うのではなく、小物やファブリックの一部に取り入れるのがお勧めです。「金」は、お金を意味するところからこれも好まれる色の一つ。ピカピカとした色でなく艶を抑えると上品にまとまります。これらの赤や金はとても華やかですが、「黒」を使うことによって、空間が引き締まりぐっと落ち着いたグレード感のある雰囲気になってきます。

《画像協力》
ｍFREAK中国上海の家具ショップからシノワズリのアイテムを届けてくれます。オーダーも可能。

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いかがでしたか。オリエンタルスタイルをお楽しみいただけましたか。上海の中国家具を扱うショップでは、家具のオーダーメイドもできます。色や大きさだけなく、取っ手の金具を選んだり使い勝手に合わせてデザインを考えたり実に楽しそう。使う文様にもいろいろな意味があるとか。詳しくはまた記事でご紹介する予定です。お楽しみに。

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【関連サイト】
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