インテリアコーディネート/部屋別コーディネート術

ワークスペースをリビングに作る!

家で仕事をする人にとって、パソコンや資料を広げられる専用の仕事スペースが欲しいですね。ガイドの友人であり、家でバリバリ仕事をするAllAboutの某ガイドTさん宅の仕事スペースを紹介しましょう

鈴木 理恵子

執筆者:鈴木 理恵子

インテリアコーディネートガイド

家で仕事をする人も多いでしょう。ダイニングやリビングのテーブルで仕事をする場合もありますが、常にパソコンや資料を広げるのであれば専用の仕事スペースがあると便利ですね。今回は、家での仕事が中心のAll About 某サイトのガイドTさん宅の仕事スペースを紹介しましょう。

在宅ワーカーの書斎は特等席に

ガイドの友人でもあるTさんは、バリバリと在宅ワークで仕事をこなすキャリアウーマンで、中学生になる男の子を持つ主婦でもあります。基本的に、平日は仕事デー。週3日はパソコンの前で作業、2日は打ち合わせや取材と大忙し。ですからTさんの場合は、パソコンと資料等が置ける仕事スペースが必須です。
家に仕事スペースを設ける場合は、他の場所との兼ね合いもありますが
  • 散らかるのが気にならないように
  • まわりが気にならずに落ち着ける場所に
  • テレビをみながら仕事がしたい
  • 家事をしながらなのでキッチンそばにしたい
など様々な要望がありますね。
Tさんの一番のこだわりは、「仕事時間が長いので、家の中の一番気持ち良い場所に!」でした。

画像の代替テキスト
リビングの奥にある仕事スペース。この画像の手前にダイニングがあります。

それで、Tさんの仕事スペースは、明るく日当たりのいい15畳ほどのリビングダイニング(以下LD)の一角にあります。昨年に引っ越しをした際に悩んだのがLDのどこに仕事スペースを作るかです。

引っ越しをした当初は、上の画像のテレビの位置と仕事スペースの位置が入れ替わっていました。でも、なぜか落ち着かない。そこでガイドも一緒に考えてみました。

ワークスペースが部屋の中央にある場合の落ち着かない原因として、「 資料等が目に入りやすい」「通路部分に仕事スペースがあるので家族の動きが気になる」などが挙がりました。

画像の代替テキスト
大きな掃き出し窓がとなりに。カーテンの向こうは広々としたテラスが広がるのです。
そこで、テレビと仕事スペースの位置を反転することに。この位置なら奥まっているので、家族が回りを歩くことも少なく落ち着けるし、資料等も視界に入りにくくなります。更にここからは外のテラスが見え、開放感を味わえるのも大きなメリット。
反対にデメリットとしてはキッチンや玄関から距離が離れるので、飲み物を取りに行ったり食事の準備、来客の応対などが億劫に感じることですが、落ち着き感を優先しこの場所に決定しました。


いくら仕事のための場所とはいえ、お部屋のインテリアに合うようにしたいですね。この仕事スペースは既存の収納家具をDIYで機能的に且つイメージに合うようにリメイクしたもの。ではそのポイントをご紹介しましょう。
システム収納をDIYでリメイク>>
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