更新日:2007年10月09日

構造設計家が建てたオール電化住宅とは?

編集部 住まい 写真

これから年金生活を送るご夫婦の家づくりとは?構造家のご主人が導き出したメンテナンスのかからない家のあり方を、丁寧に教えてくださいました。そしてオール電化に対するご自分の考え方も。

文章:白崎 泰弘(All About「オール電化住宅」旧ガイド)

豊かな緑に囲まれた外観
豊かな緑に囲まれた外観
今回、取材したのはオール電化機器(IHクッキングヒーター、エコキュート)をリース方式で導入したお宅です。
場所は千葉県白井市、とても静かな住宅街です。

大手ゼネコンで構造家として活躍していたご主人は、何事も論理的に考え、徹底して調べ、それについて考察するという典型的な理系タイプの人です。

築26年の木造住宅は全体的に傷んでいたそうです。特に床が変形していて、床下をのぞくと束石が沈んでいるのを発見。断熱材も床下には入っておらず、壁に薄い断熱材が入っているのみ。愕然としたそうです。
「住宅金融公庫融資付きの優良住宅として買ったのにこんなものなのか」
リフォームの予定だったものを急遽変更。木造の軸組も撤去。基礎の一部だけを残して、鉄骨造でつくり直すことにしたのだそうです。

<物件概要>
場 所 :千葉県白井市                  
完成時期:2006年完成
用 途 :専用住宅
規 模 :地上2階建/鉄骨造
家族構成:ご夫婦(60代)+息子(30代)
オール電化設備:370Lエコキュート・IHクッキングヒーター・PTC式床暖房


定年後の家づくり

ご夫妻は年金で定年後の生活を送るため、家に求めたことは、維持管理費が最小限であることでした。
光触媒を使ったサイディング
光触媒を使ったサイディング。様々な風合いがある。
まずは屋根材。低価格でデザイン性の良い「クボタカラーベスト」という長寿商品があり、それにガラス質の塗膜でコーティングしたものを使用しました。釉薬が吹き付けられたタイルは半永久的にその風合いが保たれますが、同じように長寿命を実現した屋根材です。

また、外壁は光触媒をコーティングしたサイディングを採用。光触媒は光で汚れを分解し、雨で流すという、最近注目されている技術です。
そしてオール電化。月々の光熱費を抑えることができます。
この家ではオール電化機器をリース方式にすることにより、初期投資も抑えることができました。

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