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更新日:2008年01月23日

床暖房、どれにする? —新築編—

編集部 住まい 写真

家を新築するとき、床暖房を入れる人が多くなってきました。ひと口に「床暖房」と言っても、色々な種類があります。あなたのライフスタイルに合った床暖房の選び方をガイドします!

文章:白崎 泰弘(All About「オール電化住宅」旧ガイド)

家を新築するとき、リビングとダイニングぐらいは床暖房を入れたいと思う人が多くなってきたようです。でも、ひと口に「床暖房」と言っても、実は色々な種類があります。一度取り付けてしまうと、簡単には交換できませんから、自分のライフスタイルに合った床暖房を選びたいものです。
オール電化住宅の場合、当然、電気式床暖房になるわけですが、その種類とメリット・デメリットについてご紹介します。自分にあった床暖房選びの参考にしてください。

電気式床暖房の種類

電気式床暖房には、次のような種類があります。
電気式床暖房の種類
電気式床暖房の種類

電熱線式
電熱線式床暖房
電熱線式床暖房
床下に設置した電熱線ヒーターで加温するタイプです。電熱線内臓のパネルやシート状になっているものが多く、施工性が良いのが特徴で、メンテナンスも不要です。
イニシャルコストは、他の方式と比べると安価ですが、ランニングコストが高めになる傾向があります。

PTC式
床下の発熱体によって加温するのは、電熱線式と同じですが、ヒーター自体に、温度や放熱量によって発熱量を自動的にコントロールする機能がついています。電熱線式が、サーモスタットで一つのスイッチ系統ごとに温度制御するのに対して、PTC式は、1枚のパネルごとに制御するので、日の当たる部分、座布団の下などを余分に加熱せずに済み、その分省エネです。イニシャルコストは、電熱線式とほぼ同程度かやや高めで、メンテナンスフリーです。

蓄熱式
蓄熱式床暖房
蓄熱式床暖房
夜間の電気を使って、床下の蓄熱材に蓄熱し、翌日にその熱を放熱することで部屋を暖めるものです。基本的には、シーズン前後にスイッチを入切するのみの24時間暖房です。
イニシャルコストは高めですが、メンテナンスフリーのうえ、割安な夜間の電気で昼間の暖房をまかなうので、ランニングコストが安いのがメリットです。前日までの運転データから、その日の蓄熱量を自動制御するタイプもあり、さらなる低ランニングコスト化も可能です。

ヒートポンプ温水式
床下に設置したパイプに温水を流すことで加温します。エコキュートや暖房用ヒートポンプユニットで作ったお湯を使います。ヒートポンプユニットは「床暖房・エアコン兼用タイプ」、「床暖房専用タイプ」、「床暖房・給湯兼用タイプ」があります。
エコキュート等のヒートポンプ方式は、エネルギー効率が高く、省エネになるという話は「エコキュートってそもそも何?」の記事でもご紹介しました。ヒートポンプは“1”の電気エネルギーを投入すると、“3以上”の熱エネルギーが得られますので、低ランニングコストです。とくに、エコキュートを採用したオール電化住宅なら、床暖房と給湯両方の熱源をエコキュートで兼用するタイプも選べます。そうなれば、割安な夜間の電気で沸かしたお湯で床暖房も使えるようになり、さらにお得です。
一方、デメリットとしては、イニシャルコストが割高になること、熱源のヒートポンプユニットの定期的なメンテナンスが必要なこと、ヒートポンプユニットの設置場所が必要なこと等があります。

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