更新日:2009年12月24日

CO2削減のための「低炭素スタイル」とは?

編集部 住まい 写真

オール電化住宅の新しいテーマ「低炭素スタイル」。今回は「オール電化体験フェアのレポートとともに、CO2を減らすこれからのライフスタイルについての提案です。

オール電化住宅の新しいテーマは「低炭素スタイルへSwitch!」。
「低炭素スタイル」とは、各家庭が再生可能なエネルギーを最大限に使うことによって、自然環境に負荷を与えるCO2を削減しよう、という新しいライフスタイルの提案です。

「低炭素スタイルへSwitch! オール電化体験フェア09」会場の様子
11月28日と29日に、オール電化住宅の「低炭素スタイル」を支える最新技術が一同に展示されるイベント「低炭素スタイルへSwitch! オール電化体験フェア'09」が、さいたまスーパーアリーナで開催されました。
今回は、東京電力の提案する「低炭素スタイル」と、「オール電化体験フェアで紹介された最新のオール電化機器」についてレポートしましょう!



「低炭素スタイル」とは?

私たちが家庭で消費しているエネルギーは、給湯、暖房、照明・家電製品、そして冷房です。そしてこのうち「給湯と暖房」が、実に全体の約6割を占めています。
東京電力の提案する「低炭素スタイル」は、家庭で必要なエネルギーに「空気の熱・太陽の光のような『再生可能エネルギー』をできるだけ多く利用する」というのが、基本にある考え方です。こうして化石エネルギーの消費を減らし、燃焼で発生するCO2(二酸化炭素)を、できるだけ抑えようというのです(下記参照)。

エコキュートは太陽光発電と同等以上に再生可能エネルギーを利用できます。
※試算条件
・エコキュート 給湯負荷18,000MJ/年 年間機器効率3.2
・太陽光発電 発電量3,000kWh/年
・ヒートポンプによってくみ上げられる再生可能エネルギー量は、EU「再生可能エネルギー推進に関する指令(2009年6月施行)」方式による。

※参考:住宅全体の年間エネルギー消費量:44,265MJ/世帯・年
(家庭用エネルギー統計年報 2007(関東))


さて、環境に負荷をかけない「再生可能エネルギー」の代表は、やはり「太陽エネルギー」でしょう。太陽エネルギーと聞いて、皆さんはどんなものをイメージしますか?やはり何といっても「太陽光発電」?
実は、それだけではありません。

「空気中の熱」を利用しよう!

普段なかなか気づかないのですが、太陽によって暖められた「空気の熱」も、立派な「太陽エネルギー」です。
これまで何度も記事で紹介したエコキュートや、エアコンなどに使われている仕組みは、「ヒートポンプ」と呼ばれています。ヒートポンプとは、その名の通り「熱のポンプ」。つまり、空気中の熱を汲み上げて、お湯を作るのに使ったり、温風を室内に送る仕組みです。(夏はこの「ヒートポンプ」を逆方向に回すことで、室内の熱を外に出す(=室内を冷やす)ことができます。これがルームエアコンの冷房の仕組みです。)

ヒートポンプの仕組み


ヒートポンプの特長は、何といってもその効率の高さ。年々進化を続けた現在、ヒートポンプ給湯機やヒートポンプエアコンは何と、投入した電力の3~6倍の熱エネルギーを得ることができるようになっています。逆に電気ストーブや石油・ガスストーブは、どんなに効率を上げても、投入したエネルギー以上に部屋を暖めることはできません。ヒートポンプがいかに優れた省エネ機器か、これでお分かりいただけますよね?

これに加えて、ヒートポンプや照明・家電製品を動かすのに必要な電力の一部を、太陽光発電でまかなうようにすれば、さらに大幅なエネルギーの節約ができます。東京電力の試算では、オール電化に加えて各家庭で太陽光発電も行うことで、ガス・電気併用の住宅と比べて約88%もの光熱費削減を行い、自然環境に負荷を与えるCO2の発生量も約56%削減できる、という結果が出ています。


※「ガス・電気併用住宅+太陽光発電」と「オール電化住宅+太陽光発電」の比較についてなど、さらに詳細はこちら


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(執筆者:粕谷 奈緒子)

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