Mac OSの使い方/Macのアイコン・フォント設定

Mac版Officeの文書互換性を向上させる(2ページ目)

文書ファイルの互換性を高めるために、Mac版 Office のフォント設定などを調整する方法や注意点を紹介。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

新規文書に含まれるスタイルをあらかじめ変更する

Microsoft Word 2008 for Macでは、新規文書を作成するとき、ホーム/ライブラリ/Application Support/Microsoft/Office/ユーザー テンプレート/ 以下にあるNormal.dotm というテンプレートファイルを読み込みます。つまり、このNormal.dotm の中身を変更することで、新規作成文書のスタイルを変更することが可能となります。
//pro-aa.s3.amazonaws.com/aa/gm/article/2/4/6/2/user_template.jpg
ホーム/ライブラリ/Application Support/Microsoft/Office/ユーザーテンプレート/ 以下にテンプレートを入れておくことで、いろいろカスタマイズが可能

Normal.dotmを編集することで、デフォルトの文字サイズなども好みの設定にしておくこともできるなど、いろいろ応用が利きますが、Mac版のワードに付属するNormal.dotm では「見出しマップ」と「吹き出し」というスタイルに、ヒラギノフォントが設定されているので、互換性を優先するならこれを“MS Pゴシック”に変更しておきましょう。

ヘルプにも互換性について注意点が書かれているので要チェック!

Microsoft Office 2008 for Mac のヘルプには、これまでに紹介したもの以外のトラブルや使い方の情報が書かれています。特に「トラブルシューティング」の項目には、ファイル互換性の注意点がたくさん書かれているので、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。
//pro-aa.s3.amazonaws.com/aa/gm/article/2/4/6/2/word_help.jpg
トピックを開くと、「トラブルシューティング」の項目が見つかるので、使いこなす前にある程度目を通しておきましょう


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