Mac OSの使い方/Macでの各種設定のトラブル

Mac OS X のファイル関連付けのしくみ(2ページ目)

Mac OS X では Windowsとは異なった仕組みでファイルタイプや拡張子からアプリケーションへの関連付けを行っています。それはどのようなものでしょう?

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

各項目の説明

●<key>CFBundleTypeExtensions</key>
こちらの設定には、“拡張子”を記入します。TextEdit では大文字、小文字の拡張子を並べて記入しています。このように複数の指定を書くことも可能です。指定内容は<array></array>で囲んだ範囲が適用されます。すべての拡張子を指定したい場合<array>*</array>とするようです。

●<key>CFBundleTypeIconFile</key>
その名前が示すように、ドキュメントのアイコンとなるファイルを指定します。パッケージ形式ではplistにアイコンファイル名を記入しますが、Mac OS 9世代のアプリケーションではリソースID を記入します。例えば、ICN# 256 のアイコンを適用したい場合、<array>256</array>とだけ書きます。
※ただし、icns リソース(128ドットのアイコン)に該当するIDがないと、うまく動作しないようです。

●<key>CFBundleTypeOSTypes</key>
これは、古くからのMacユーザーにもなじみの深い“ファイルタイプ”の指定になります。例えば、TextEidt では テキストファイルのファイルタイプは‘TEXT’となっています。

その他(省略可能)

●<key>CFBundleTypeRole</key>
<string>Viewer</string>

そのアプリケーションが書類に対してどのような役割を持つのか?を設定します。Viewer と Editor の2つの値があります。編集する機能があるのであれば、Editor を入力します。

●<key>LSIsAppleDefaultForType</key>
<true/>

このアプリケーションが指定したファイル拡張子/ファイルタイプについて、デフォルトアプリケーションであることを宣言します。

アップルの開発資料

その他にもいろいろ設定が可能なのですが、詳細についての解説が こちら にありますので、もっと勉強したい人は参考にしてください。
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※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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