動画撮影・動画編集/デジタルビデオのシーン別撮影術

デジタルビデオで子供を撮るときのコツ

跳んだりはねたり、泣いたり笑ったりとかわいい我が子。そんな、子供がかわいいと思う気持ちを映像に込めるポイントについて解説します。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

ビデオの被写体として最も多いのが、「子供」です。跳んだりはねたり、泣いたり笑ったりと、子供を撮っていると、撮影している側も楽しくなるものです。そんな楽しい気持ち、子供がかわいいと思う気持ちを映像に込めるポイントについて解説します。

目線は子供に合わせる

子供の撮影で一番注意して欲しいのが、「目の高さ」です。撮影時の姿勢は、どうしても立ったまま撮ることが多いものです。それが行けないというわけではないのですが、子供を撮影するときには、なるべくカメラの目線を子供の視線の高にすることをおすすめします。

■大人の目線
立った位置から撮影すると、見上げる表情になる

 

■子供の目線

目線を子供と同じにすると、自然な表情になります
(撮影強力:板垣さん親子)

目線を子供の高さにすると、子供の表情が生き生きと伝わってくる映像が撮れるのです。大人が立ったままの視線で撮ると、どうしても子供は上目遣いで見上げるようになり、かわいい表情が撮れません(ときには、上目遣いがかわいいときもあるのですが・・・)。

これを子供の目線で撮ると、同じ笑顔でも、とても自然な表情で撮ることができます。このとき、しゃがんで撮ることになるので、カメラがブレないように注意してくださいカメラの持ち方)。

上の映像は、ボクの息子が小路を初めて歩いたときのものなのですが、歩いているときにはこちらも歩いて撮ってしまいがち。そうすると、どうしても立ち位置からの撮影になりがちです。

このようなときには、ちょっと先から、しゃがんでズームを利用して撮るようにすると、子供の目線での映像を連続して撮ることができます。

余談ですが、上の映像はHi8で撮ったものです。当時のビデオカメラには液晶パネルなど無かったので、ローアングルでの撮影は結構大変でした。

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