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Firefox用 検索プラグインの作り方

Firefoxの検索バーは、検索プラグインを追加することで様々な検索エンジンに対応できます。検索プラグインはテキストファイルなので、誰でも簡単に作成可能です。Firefox用検索プラグインの作り方をご紹介!

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Firefoxで使える検索プラグインを自作

Firefox用All About検索プラグインの例 前回の記事で、All About内の記事を直接検索できる、Firefox用All About検索プラグインをご紹介しました。 今回は、自分でFirefox用の検索プラグインを作る方法をご紹介致します。

Firefoxの検索プラグインの実体は、ただのテキストファイルです。 ですから、「メモ帳」などのテキストエディタがあれば、誰でも作成可能です。

Yahoo!ブログ検索用のプラグインを作ってみる

Yahoo!ブログ専用のFirefox用検索プラグインの例 試しに、Yahoo!ブログ検索専用のプラグインを作ってみましょう。

必要最低限のソースは、次の通りです。
たったこれだけの記述で、Firefox用の検索プラグインができあがります。

<search
   name="Yahoo!ブログ検索"
   description="Yahoo!ブログ検索でブログを検索"
   method="get"
   sourceTextEncoding="1"
   action="http://blog-search.yahoo.co.jp/search"
   queryCharset="EUC-JP"
>
<input name="p" user>
<input name="ei" value="">
</search>

検索対象に応じて書き換える必要があるのは、上記の太字の箇所のみです。 以下に、それぞれの役割と書き換える内容について簡単に説明します。

●name="Yahoo!ブログ検索"

name属性の値には、検索プラグインの一覧に表示される名称を記述します。 あまり長い名称を書くと、プルダウンメニューの横幅が大きくなってしまうので、短めにしておきましょう。

●description="Yahoo!ブログ検索でブログを検索"

description属性の値には、簡単な説明を書いておきます。

●action="http://blog-search.yahoo.co.jp/search"

action属性の値には、検索に使われるプログラムのURLを記述します。
検索フォームのあるHTMLソースを見て、その中のformタグのaction属性を見れば、何を記述すべきか分かります。 もし、formタグのaction属性に「http://」で始まるURLが記述されていれば、それをそのままコピー&ペーストするだけで構いません。 もし相対パスなどで書かれているようなら、そのHTMLファイルがあるURL(上記の例なら、http://blog-search.yahoo.co.jp/)を参考にして、 「http://」で始まるURLに直して記述します。

●queryCharset="EUC-JP"

queryCharset属性の値には、検索結果ページの文字コードを記述します。
Yahoo!ブログ検索の場合は「EUC-JP」コードなので、上記のように記述します。 もし、SHIFT-JISコードの場合は「Shift_JIS」と記述します。

●method="get"/sourceTextEncoding="1"

method属性とsourceTextEncoding属性は、書き換える必要はありません。
method属性には、使われるHTTPメソッドを記述します。getのままで問題ありません。
sourceTextEncoding属性は、この検索プラグインファイルの文字コードを指定しています。値に1を設定すると「SHIFT-JIS」コードという意味になります。 name属性などで日本語文字を使う場合には、必ずこの指定が必要です。(ソースはSHIFT-JISコードで書いて下さい。)

<script ...>~</script>

script要素の内容には、検索に必要なパラメータを記述します。 Yahoo!ブログ検索の場合は、次のように記述する必要があります。

<input name="p" user>
<input name="ei" value="">

これは、「Yahoo!ブログ検索」の検索フォームのHTMLが、次のようなソースになっているからです。
※このソースは、検索語「うまい棒」で検索した結果ページにある検索フォームのHTMLです。 トップページのHTMLソースより検索結果ページの方がシンプルなソースなので、検索結果ページから抜粋しました。

<form action="/search" name=s>
<input id=yschsp name=p value="うまい棒">
<input type=submit value="検索" class="ygbt">
<input type=hidden name="ei" value="">
<div class=yschact>&nbsp;</div><!---/yschact -->
</form>

ここには、input要素が3つあります。 このうち、name属性が使われているinput要素は2つあります。 この2つを、検索プラグインのソース中に記述します。 (Yahoo!ブログ検索では2つしかありませんが、もし10個あれば10個とも記述します。)

そのままコピー&ペーストしても(ほぼ)問題ありませんが、type属性やid属性は書いても意味がないので省略します。(name属性とvalue属性さえあれば十分です。)
すると、次のようになります。

<input name="p" value="うまい棒">
<input name="ei" value="">

このままだと常に「うまい棒」だけを検索してしまうので、次のように書き換えます。

<input name="p" user>
<input name="ei" value="">

これで、検索プラグインの完成です。

※なお、上記の場合、name属性の値が「ei」のinput要素は、value属性の値に何も入っていないので、このinput要素自体を省略しても構いません。

作った検索プラグインを使ってみるには

ソースと画像は同じファイル名に 作成した検索プラグインのソースには、適当なファイル名をつけて保存します。 その際、ファイル拡張子は「.src」にします。(例: yblog.src )

同じファイル名で、検索プラグインのリストに表示されるアイコンを作ります。 画像形式はGIF形式かPNG形式で作ります。(例: yblog.png )
画像サイズは16×16ピクセルです。これより大きな画像でも認識はされますが、表示の際には縮小されます。
ファイル名は、必ず検索プラグインのソースファイルの名前と同じ名前(拡張子は除く)を付けて下さい。そうしないと認識されません。

ソースファイルと画像ファイルが作れたら、Firefoxがインストールされているフォルダの中にある「searchplugins」フォルダの中にコピーします。
(例: C:\Program Files\Mozilla Firefox\searchplugins\ )
ソースと画像は同じファイル名に

そして、Firefoxを再起動すれば、検索ツールバーに自分が作った検索プラグインが入っているはずです。 試しに検索してみて下さい。

Firefox 2.0 でも使用可能

先日β版がリリースされたFirefoxの最新版 Ver 2.0 では、検索プラグインが「OpenSearch」というフォーマットに変わっています。しかし、Firefoxの検索バーには下位互換性があるため、今回の記事でご紹介した検索プラグインも、そのまま2.0で使用可能です。(実際には、Firefox2.0が自動的に新形式に変換してくれます。)

おわりに

今回は、Firefoxで使える検索プラグインの作り方をご紹介致しました。
この方法を使えば、「自サイト内検索専用の検索プラグイン」を作ることもできます。 ぜひ、試してみて下さい。

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更新日:2006年07月15日

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