京都の観光・旅行/京都のおすすめエリア

祇園

祇園の楽しみ方を、朝・昼・夕方・夜に分けてご紹介します。

執筆者:藤田 功博

舞妓・石畳・町家……「これぞ京都」な祇園エリア

どこを撮っても絵になる祇園の花見小路。夜はさらに魅力が増します

どこを撮っても絵になる祇園の花見小路。夜はさらに魅力が増します

祇園は、市内のメインストリートである四条通の、鴨川より東に広がるエリア。古来より花街として発展してきました。今でも舞妓さん芸妓さんが当たり前のように行き来し、石畳や町家など昔ながらの風景が残されていたりと、ある意味「1番京都らしいエリア」と言えるでしょう。

祇園祭でおなじみ!「八坂神社」

京都人にとっての初詣の定番スポットでもあります

京都人にとっての初詣の定番スポットでもあります

祇園地域の商売繁盛の守り神として、昔から人気を誇る神社です。本殿の東には「美御前社」という美の神様がおられ、舞妓さんや祇園のホステスさんもよくお参りしています。朱色の西門が正門のような印象ですが、正門は南側にあり、石造りの大きな鳥居が立っています。祇園祭の神輿も全てここから出発します。

八坂神社
住所:京都市東山区祇園町北側625
TEL:075-561-6155
拝観時間:境内自由

どう撮っても絵になる「花見小路通」

舞妓さんを撮るときはマナーに注意!

舞妓さんを撮るときはマナーに注意!

祇園エリアの真ん中を南北に通っているのが花見小路通(はなみこうじどおり)です。京都らしい風景を見たいなら、やっぱりここは外せません! オレンジ色の街灯、白く輝く石畳などは、カメラでどう撮っても絵になります。

置屋さんという仕度場所を出発し、宴会の開かれるお茶屋さんまで歩く舞妓さんも週末であれば必ずといっていいほど見かけることができます。時間帯としては、夕方5時から6時くらいの間がおすすめです。

歩いている姿を撮るときも、一声欠けるのがマナー。呼び止めて、一緒に撮影してもらう、などは原則的にはNGなので気をつけましょう!

お茶屋が立ち並ぶ路地

花見小路を四条通から南に歩いていくと、お茶屋さんが立ち並ぶエリアに入ります。古い町家が立ち並び、歴史と風格を感じさせる大きな邸宅も見かけます。

祇園のど真ん中にそびえる京都最古の禅寺「建仁寺」

建物のスケールは壮大ですが、境内にはどこか緊張感が漂っています

建物のスケールは壮大ですが、境内にはどこか緊張感が漂っています

四条から花見小路通を南に行くと、突き当たるのがこのお寺。祇園のど真ん中であるにもかかわらず、巨大なスケールに圧倒されます。栄西(えいさい)という僧が1202年に建立したこのお寺は、方丈や法堂などが一直線に並び、禅宗建築の典型を今に伝える京都最古の禅寺です。

現在も禅の道場として全国の僧が修行にやって来るほか、一般向けの座禅会なども行われています。寺宝は様々ありますが、俵屋宗達の描いた「風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)」は必ずチェックを!

建仁寺
住所:京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町584
TEL:075-561-6363
拝観時間:10:00~16:00
拝観料金:大人500円

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