ベルリン/ベルリンの観光

ベルリン旅行のモデルコース

東西ドイツの再統一から20年。冷戦時には東西に引き裂かれていた町ベルリンには、ドイツが辿ったドラマチックな歴史が凝縮されています。分断と再統一のスポットに加えて、かつてのプロイセン王国の都、現在では最新の現代建築の町としての名所を訪ねながら、個性豊かな町ベルリンを体験できる一日観光プランを提案します。

執筆者:尾方 綾子

1日でベルリン制覇の完璧モデルプラン

時間が限られているなら観光バスを使うのも効率的

時間が限られているなら観光バスを使うのも効率的

1989年にベルリンの壁が崩壊し、その翌年に東西ドイツが再統一してから2010年で20年。ナチスの台頭から第二次世界大戦を経て、東西分断によって受けた傷跡は、今ではすっかり癒えたかのよう。でも、観光名所の数々には、ベルリンの悲劇が消えることなく刻印されています……。

東西分断という稀有な歴史がクローズアップされがちですが、かつてはプロイセン王国の都、再統一後は前衛的な現代建築が林立するドイツの首都という華やかな一面だってベルリンの魅力。超短期の旅行でも多面的にアプローチできる一日プランを組んでみました。主な観光名所をさらりと巡るコースですが、この町が持つ歴史と文化の深みは本来底ナシ! 興味を掻き立てられたら、今度はゆっくり旅しに戻ってきてくださいね。

今回訪れるのは、町のほぼ中心のブランデンブルク門から東西に約7kmの観光名所集中エリア。東は旧東ベルリンの中心地アレクサンダー広場から、西は旧西ベルリンの繁華街に位置するツォー駅周辺までです。移動にはバスと地下鉄が大活躍するので、一日乗車券を購入しておくと便利ですよ(2010年現在6.1ユーロ)。

8:30 ブランデンブルク門

町のほぼ中心に立つブランデンブルク門

町のほぼ中心に立つブランデンブルク門

一日観光は記念撮影からスタート! 最初のスポットは、再統一したドイツのシンボル、ブランデンブルク門。平和な今では当然のように門を往来できますが、東西分断時代には正面にベルリンの壁が立ちはだかり、町を二つに引き裂いていました。

門から延びる大通りは、町一番の目抜き通りウンター・デン・リンデン。ドイツ語で「菩提樹の下」を意味し、実際に菩提樹に縁取られた通りです。周辺には貴重な歴史的スポットが連なっていますが、再統一までは社会主義国の旧東ドイツに属していたため、観光もままならないエリアでした。

ブランデンブルク門はプロイセン王国フリードリヒ・ヴィルヘルム2世の命により18世紀後半に建設された市門です。アテネのアクロポリスにある神殿の入口門をモデルとし、上部には勝利の女神ヴィクトリア像が据えられています。

最初の記念撮影を終えたところで、次のスポットへ向かいましょう。ブランデンブルク門から300mほど北へ歩きます。
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