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更新日:2010年02月19日

不況時代の旅行スタイル「0泊2食」とは?

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昨年の夏くらいからしきりと言われるようになった「0泊2食」。宿泊せずに、客室でくつろぎながら温泉や食事を楽しむスタイルだ。提供する旅館やホテルは増加している。このサービスは消費者にウケているのか?実例をあげながら、メリット・デメリットを「旅の準備・お得・便利」ガイドに解説してもらう。

昼前にチェックインし、夕食後にチェックアウトするという新しい旅行のスタイルが流行している。「0泊2食」といわれる新しいサービスがそれ。

「昔から“日帰り温泉”という言葉はありましたが、“0泊2食”というネーミングで長時間宿に滞在するスタイルが脚光を浴びたのは去年の夏過ぎから。提供する旅館やホテルも増えています。というのもお休みが取りにくい方だけではなく、例えば育児や介護で夜に家をあけられず旅をあきらめていた人などの需要にもマッチし、様々な利用方法が広がっているんです」

「旅の準備・お得・便利」ガイド村田和子

「旅の準備・お得・便利」ガイド
村田和子

こう解説するのはオールアバウト「旅の準備・お得・便利」ガイドの村田和子氏だ。都市圏からの利用を想像しがちだが、そればかりではなく全国的な広がりだと村田氏は言う。

「山口県で0泊2食のプランを提供する宿の方の話では、それまで地元の人の利用は少なかったようですが、0泊2食を始めるようになって、地元のお客さんがずいぶん増えたそうです」

このように全国的な規模で広がる0泊2食サービス。その理由は今の不況とは無縁ではないと村田氏は分析する。

「宿の平日稼働率が落ち込み、その打開策として“泊食分離”の考えが進みました」

つまりホテルや旅館が宿泊だけではなく、食事・部屋・施設などサービスのばら売りサービスを提供し始めたのだ。実際、平日にお休みが一日だけ取れたというような人がちょっと出かけるには便利なサービスだろう。

「一泊する場合はたいていが15時にチェックインで10時にチェックアウトですから、滞在時間は19時間ですよね。これに対して0泊2食は11時頃にチェックインし、20時から21時にチェックアウトというところが多いんです。そうすると滞在時間は9時間から10時間。寝ている間をのぞけばさほどかわりはないんですね。その割りに料金は安くなっているんです」

そのため、お目当ての宿のお試しなどにも使えると。

「まずは0泊2食で試してみて、よければ、時間の余裕があるときに一泊するというのも手だと思います」

一泊二食の半額ほどの値段で0泊2食のサービスを提供する宿もあるそうだ。実に良さそうなサービスなのだが、注意する点はないのだろうか。

「このところ、0泊2食が一人歩きをして、プランそのものは増えていますが、その実態はさまざま。たとえば、滞在が大広間のようなところになっているケースもあるので、事前にどんな内容なのか確認してから出かけるといいでしょう」

試しに「0泊2食」で検索すると多くのサービスが出てくる。たしかに宿の料理を2食楽しみ、温泉に浸かっての料金にしては格安となっているのだが、村田氏が指摘するように細かい内容までチェックした上で出かけたいところだ。
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