年金/年金アーカイブ

旧社会保険庁・日本年金機構の年金HP活用術

年金情報について何か調べたいとき、このサイトはもちろんですが、社会保険庁のホームページに行き着く場合が多いと思います。社会保険庁は解体され、日本年金機構に業務が引き継がれたものの、ホームページの情報はまだまだで、当面は旧社保庁と機構の両方を活用することになると思います。我々の年金記録について管理している組織である2つのホームページの上手な活用術を考えます。

和田 雅彦

執筆者:和田 雅彦

年金ガイド

  • Comment Page Icon

当面は旧社保庁と日本年金機構のHPを使い分ける

日本年金機構のホームページは、ようやく体裁が整った段階。より使い勝手がよく、スピーディーな情報提供を期待したい。

日本年金機構のホームページは、ようやく体裁が整った段階。より使い勝手がよく、スピーディーな情報提供を期待したい

公的年金について何か調べたいとき、今ご覧のオールアバウト「年金」サイトは勿論ですが、多くの方が公的年金を運営している国(旧社会保険庁)のホームページに行き着くのではないかと思います。

平成22年1月に、社会保険庁が解体され、年金業務は「日本年金機構」に引き継がれたわけですが、「日本年金機構」のホームページはまだまだ情報量は不足しており、多くが旧社会保険庁のホームページにリンクされている状況です。

従って、当面、旧社会保険庁と日本年金機構のホームページの両方を活用することになりそうです。

何と言っても、実際に制度を運営し、我々の年金情報を管理している組織のホームページですから、上手に活用したいですね。

自分の年金額を調べるには

何と言っても、我々の年金記録を管理している組織ですから、自分の年金額を調べたり、シミュレーションしたりする場合には、やはり旧社会保険庁や日本年金機構のホームページが思い浮かぶと思います。

年金の試算について、現在は
■自分の年金加入履歴を基にした見込み額の照会(50歳以上)
■加入記録の照会
■簡易試算(シミュレーション)
というメニューとなっています。

加入記録の照会については、日本年金機構のホームページでIDとパスワードを取得することで、リアルタイムで照会が可能となっています。
ホームページアドレスはこちら

見込み額については、インターネット上で請求をすることで、後日郵送か電子文章で回答が来るシステムとなっています。

ただ、見込み額については、50歳以上でないと受け付けてもらえないことや、このまま今の状況を60歳まで続けたとして計算したものでしかありません。そこで、自分で条件を入力してシミュレーションができるコーナーも用意されています。

こちらで、生年月日や性別、国民年金や会社員の期間を入力することで、おおよその年金額が示されます。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます