神前挙式はトラディショナル
2009年の1月7日にクリエーターの高城剛氏と結婚(婚姻届を提出)した女優の沢尻エリカさん。結婚式は明治神宮での和装挙式を選択したといいます。
 |
| 清楚な白無垢をまとい厳かな神前挙式 |
神前挙式を選んだことについて沢尻さんは、「だって着物着たいじゃん。トラディショナルだし」と言ったとか(ワイドショーなどの報道から)。なお、披露宴は1月下旬にハワイで行うとのことです。
その奔放な言動から「エリカ様」などと呼ばれる彼女ですが、しっとりとした神前挙式に惹かれるものがあったのでしょうか。19日の結婚式の様子が報道されるのかどうかはわかりませんが、どんな花嫁姿になるのか楽しみなところです。
神前挙式は「クールジャバン」のひとつ?
日本食や着物、アニメなど、日本の文化が世界で「かっこいいもの」として憧れの対象になる現象を「クールジャパン」というキーワードで語られることがあります。しとやかな和服に身を包み、厳かな神殿で結婚の誓いを立てる神前挙式は、「クールジャパン」のひとつといえるかもしれません。
神前挙式は「古式ゆかしい」などと表現されることが多いのですが、実は歴史はそれほど古くはありません。皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の婚礼の儀にならい、明治の中頃に始まったものです。
戦後、ホテルや結婚式場での結婚式が一般的になり、神前挙式も広く行われるようになりました。ですが、昭和50年代頃からキリスト教式の挙式に人気が集まるようになり、2003年には結婚式を挙げる人の約7割がキリスト教式を選択するまでになりました(ゼクシィ結婚トレンド調査より)。
しかしながら、ここ数年は神前挙式の人気もジリジリと上がり始め、2008年には神前式19.1%、キリスト教式64.4%という数字に。藤原紀香さんや神田うのさんなどが神社で挙式したことが報道されたこともあって、神前挙式に目を向ける人が増えてきたようです。
ホテルや結婚式場の神殿って?
神前挙式を行う場所としては、ホテルや結婚式場内に設けられた神殿や街の神社などがあります。ホテルや結婚式場内に設けられた神殿は建物内ということもあり、40名ほどが列席できる中規模程度のものが多いようです。
ホテルや結婚式場の神殿では、神社から御祭神を分霊し、お祀りしています。たとえば、帝国ホテルは多賀神社から伊弉諾(いざなぎ)、伊弉冉(いざなみ)の2柱を分霊し、安置しています。
また、挙式はそのホテルや会場に分祀されている神社の神官が訪れ、執り行ってくれます。式次第は神社で行うのとほぼ変わりませんが、雅楽がテープで流されたり、巫女の舞いがなかったり、ということはあるようです。
次ぺージでは神社であげる神前式について