女の子向けの日本酒??と思いきや
最近、日本酒の飲み方で、ちょっとした流行りのスタイルがある。
大ぶりのグラスに大きめの氷を入れ、常温のままの日本酒を注ぐという方法。
まあ、これだけなんだけど、常温だから氷が溶けて、アルコールが少し薄まり柔らかい味わいになるのだ。たいてい日本酒のアルコールは16度くらいあるから、ちょっと氷が溶けると12、13度になって、ちょうどワインと同じくらいになるわけだ。もちろん、すっきり感は倍増するし、意外に味わいそのものは薄まらない。
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| 「CANDY」の文字の七色と同じように、七変化の味わいをお試しあれ |
そんなスタイルで飲みたいのが、最近登場した
『CANDY』だ。
『吟雪』銘柄で知られる東京武蔵村山市の
渡辺酒造合名会社の新商品。名前のイメージやレインボーカラーのラベルを見ると、んんんっ、また女の子向きの低アルコール酒か?と思ったが、中身は「全麹純米酒」で「精米70%」、アルコール度数16度弱。どちらかといえば、通好み、いやいやヘビーユーザー好みといってもいいくらいの内容だ。
色は淡い琥珀色。無濾過なのでほんのりと色がついているとは造り手さんのお言葉。香りは純米酒らしいたきたてご飯のようなふっくらした香り。味はきりっと引き締まった風味ながら米の旨味のあるしっかりタイプ。
かわいい虹色のラベル。味わいのイメージも七変化
おおっ、意外・・・と思いながら、今度は、常温の
『CANDY』を氷に注いでみた。
すると不思議なことに、まるで洋梨みたいな華やかでフルーティーな香りが立ってきた。味わいもすっきりとシャープになる。そう、まるで、スペイン、アンダルシアの白ワインのようなニュアンスだ。
レモンやオレンジの輪切りを添えれば、スペインのカクテル「サングリア」風になる。いや、「サングリア」は赤ワインベースだから、日本酒なら「ホワイト・サングリア」って感じかな。
最初から冷やして飲めば、華やかというよりなめらかさが生きたやさしい味わいになる。これは細身のグラスでそのまま食前酒にしたい。
とすると、もしかしたら、ラベルの文字のレインボーカラーは、
七色に変化する味わいのイメージなのかもしれないぞ。
夏といえば「日本酒=苦戦の季節」と思いがちだが、こんな商品もある。何よりアイディアと提案次第。
『CANDY』はそんな想像をかきたててくれる商品でもある。
■渡辺酒造合名会社 042-562-3131
CANDY 全麹純米酒 300ml 650円
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