全国の地酒蔵で結成している「日本酒輸出協会」がボストン、ニューヨークで大々的に試飲会を行いました。題して『北米ミッション2002』。現地報告が岩手南部美人、久慈さんより届きました。大吟醸を口にしたアメリカ人が「ミラクル!」と絶賛。まずはリポートをご覧下さい。
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こんにちは、岩手南部美人の久慈です。以下、北米ミッションの報告です。
どうぞよろしく!

【5月14日ボストン】
ボストン・ジャパン・ソサイエティーの主催、日本酒輸出協会協賛で『日本酒を楽しむ会』をFederal Reserve buildingの31階にあるレストランにて開催。
お客さまは約70人。まず最初に日本輸出協会の理事でもあり、日本酒ライターのジョン・ゴントナー氏が「大吟醸生」と「鑑評会」について、その後、大阪の大門酒造で日本初の南部杜氏試験に合格したイギリス人蔵人のフィリップ・ハーパーが大吟醸の造り方について英語でスピーチ。
大吟醸の生は日本酒の中でも最も高品質なもので、日本国内でもあまり流通することのない希少、この芸術品を一度アメリカの方々にも味わって欲しいと今回は飛行機で持参しました。
その後、各蔵元紹介をしてから試飲会。今回は全国から11の蔵元がこのイベントを開催していますが、全ての蔵が鑑評会出品酒である大吟醸生を持参。試飲の結果は上々で、エレガントな大吟醸生の味わいにボストンの皆さんもビックリ。「本当に日本酒か?」とか「この香りは奇跡だ」とか感動の声に包まれました。試飲会の途中、窓の外には大きな虹が表れ、最高の雰囲気も演出してくれました。

【5月16日 ニューヨーク】
ニューヨーク・ジャパン・ソサイエティー主宰。
今回は25ドルの会費で200人のお客さま。なんとキャンセル待ちがものすごい人数との話。ボストンと同じくジョン・ゴントナー氏とフィリップ・ハーパー氏のスピーチ。質問コーナーでは「日本酒の原料は米だが、なぜこのような素晴らしい香りがするのか。いつも食べるライスとは全然違うのはなぜ?」という質問に「昔は米を磨いていなかった。現在の吟醸酒は米を50%以上磨くこと、新しく出来た酵母と伝統の技術の融合でこのような素晴らしい香り、味の酒が出来ます。」と返答。英語が難しい・・・。
質問コーナーの後は11蔵全員がステージに上がり挨拶。私と栃木県の天鷹の尾崎社長は着物で参加して、ひときわ大きな拍手をいただきました。
【5月17日 ニューヨーク】
今回は初めての企画でもある石の彫刻家ケン・ヒラツカ氏とのコラボレーションイベントを開催。ケン氏は世界中の石にノミで命を刻み込むめずらしい彫刻家。個展のオープニングパーティーを日本酒でやりたいとの事からこの企画が成立しました。
アメリカでは普通オープニングにはワインやシャンパンを振る舞うそうで、今回は初めて彫刻という芸術と日本酒という芸術が一緒に楽しめる素晴らしいイベントになりました。
午後7時、続々とお客さまがアトリエに集まってきます。全ての方がグラスを受け取
り、遠慮なしに試飲をはじめてくれます。ケン氏も本当に楽しそうで、マイグラスを持ち出し、最後はお客さんと大宴会になっていました。

今回もまた感動の連続でしたが、アメリカでの確かな手応えを感じました。日本酒は日本の伝統文化です。私たちは「メイドインジャパン」にこれからも誇りを持って生きていこうと思います。
以上、久慈さんの現地リポートでした。
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南部美人のホームページはこちら久慈さんありがとうございました。どうやら、日本酒もW杯だけでなく、インターナショナルに活躍しそうです。がんばれニッポン!!