香港/香港の観光・香港ディズニーランド

2018年香港旅行のおすすめ観光スポット・名所12選

香港といえば「買う」「食べる」ですよね。でも「観る」ところも実は結構あるのです。今回は香港の「観る」を楽しむおすすめ観光スポット・名所を人気&穴場ともに徹底的に紹介しましょう!

リン 美雪

執筆者:リン 美雪

香港ガイド

厳選! 現地在住ガイドがおすすめする香港の観光名所

ギネスブックにも載っているシンフォニー・オブ・ライツ

ギネスブックにも載っているシンフォニー・オブ・ライツ 

「香港」といえば「食べる」&「買う」のイメージが強いですが、実は「観る」ところもたくさんあります。香港ディズニーランドなどの人気テーマパークや案外と知られていない穴場博物館、パワースポットと幅広くご紹介しましょう。これを読んだら香港の滞在日程、きっと延ばしたくなりますよ!
 

1.ビクトリア・ピーク

「100万ドルの夜景」で知られているピークですが、見どころは夜景だけではありません! スイカを切った形をしているピーク・タワー内をはじめ、景色や自然を満喫できる4つのハイキングトレールもあります。30分で行けるところから1時間以上かかるものまで、時間と体力に応じて選べるのでぜひ挑戦してみてください。中でも40~60分かかる香港トレールがガイドの一押しです!

■マダムタッソー
蝋人形とは思えないくらいリアル

ジョニー・デップをはじめ数々のハリウッドセレブの姿も

ピーク・タワー内にある、100人以上の世界中のセレブたちに会うことができる蝋人形館。香港を代表するカンフースターのジャッキー・チェンをはじめ、歌手のアンディー・ラウやペ・ヨンジョンと記念写真を撮ることができます。その他ハリウッドの大スターカップル、アンジェリナ・ジョリーやブラッド・ピット、アメリカで大活躍の中国人バスケット選手ヤオ・ミンからバラック・オバマ大統領まで豪華な顔ぶれが勢ぞろい。日本人では千代の富士の蝋人形や草間彌生のかぼちゃの部屋もあります。怖いもの好きな人は肝試しに一角にあるSCREAMにも足を運んでみて。

<DATA>
Madame Tussauds
住所:Shop P101, Level P1, The Peak Tower
香港山頂道128號凌霄閣P101號舖
TEL:(852)2849 6966
アクセス:セントラルのガーデンロードからピークトラム、またはセントラルから15番のバス
開館時間:10:00~22:00
入場料:大人280香港ドル、子ども(3~11歳)215香港ドル
ウェブサイトからオンラインで事前購入すると大人220香港ドル、子ども180香港ドル

■スカイテラス
ピークタワー内には景色とお食事が楽しめるレストランが数軒入っている

ピークタワー内には景色とお食事が楽しめるレストランが数軒入っている

ピーク・タワーの屋上、スカイテラスでは思わず「ワー!」と叫んでしまう感動的な景色が目の前に広がります! 360度見渡せるテラスから見る香港は格別。スカイギャラリーでは昔の香港の写真が展示されているので、見比べてみるとあまりの変わりように驚くでしょう。

<DATA>
Sky Terrace
住所:The Peak Tower(Googleマップ
TEL:(852)2849 0668
アクセス:セントラルのガーデンロードからピークトラム、またはセントラルから15番のバス
開館時間:月~金 10:00~23:00、土・日・祝 8:00~23:00
入場料:大人52香港ドル、子ども(3~11歳)、シニア(65歳以上)26香港ドル
トラム(往復)とのセットは大人99香港ドル、子ども、シニア47香港ドル
 

2.ザ・ガーデン・オブ・スターズ

自分の手をあてて記念撮影ができる

ジャッキー・チェンの手形


2018年1月現在チムサーチョイのプロムナードは改装工事のため、アベニュー・オブ・スターズは一時的にガーデン・オブ・ザ・スターズにお引っ越し。元々あった場所からはそれほど離れていません。世界的大スターのブルース・リーの銅像の前でカンフーポーズをとっている人の姿はここでもよくみかけます。香港人に大人気のアニタ・ムイの銅像もここにあります。

香港スターの手形が並ぶ中にはジャッキー・チェンのもあります。ジャッキー・チェンの名前は中国語では「成龍」なので、探してみてくださいね。人だかりができている手形をみつけたら、おそらくそこがジャッキーのでしょう。

<DATA>
The Garden of Stars
アクセス:MTRイーストチムサーチョイP1出口からすぐ
 

3.レパルスベイ

シャワーや更衣室もあるので夏はビーチもおすすめ

シャワーや更衣室もあるので夏はビーチもおすすめ

香港一賑わっているビーチ!ということで在住者には有名ですが、人気の理由はビーチの端に、いろんな願い事を叶えてくれる神様が勢ぞろいしているところ。金運、恋愛運、長寿、ビジネス……と何でもあり。ビーチ前に建つ、龍が山から水を飲みに来れるように穴のある、風水ビルも香港ならではのもの。エレガントな気分で楽しめるアフタヌーンティーのレストランもあります。

<DATA>
■Repulse Bay
住所:Beach Road, Repulse Bay, Hong Kong Island(Googleマップ
アクセス:セントラルから260番バス
 

4.ゴンピンビレッジとその周辺

ゴンピンビレッジにはバスで行くこともできる

ゴンピンビレッジにはバスで行くこともできる

香港の自然とカルチャーを満喫するのに絶好といえるのが、ゴンビンビレッジ。ビレッジまでのゴンピン360というケーブルカーでの25分間の空の旅では、離着陸の飛行機でいつも混みあっているアジアのハブ!香港国際空港がよく見えます。ランタオ島の自然を眼の下で観察したい人はキャビンの下が全部ガラス張りになっているクリスタルキャビンに挑戦してみては!?

終点のゴンピンビレッジにはレストランやお土産屋さん、仏陀関連の展示をしているウォーキング・ウィズ・ブッダやコミカルな猿のショー、モンキーズテール・シアターなどのアトラクションもあり。ケーブルカー乗り場でこの2つのチケット込みのパッケージを購入するとお得です。

ゴンピンビレッジを通過すると、右に見えるのは世界一大きい34メートルの銅座仏像。200段以上ある階段を登ると、目の前に広がるのは緑のカーペット。香港の自然の多さに気づくことでしょう。大仏の向かいにあるのは香港で一番大きい仏教寺院のポーリン寺。ここでは、ヘルシーで、「これベジタリアン!?」というお肉味の精進料理をいただくこともできます。

もし気力と体力と時間があれば、大仏前から山頂のランタオピークまでのハイキングもおすすめ。所要時間は約1時間。週末は香港人ハイカーのみなさんもたくさんいます。

<DATA>
Ngong Ping 360 昂坪360
住所:11 Tat Tung Road, Tung Chung, Lantau, Hong Kong(Googleマップ
TEL:(852)2109 9898
アクセス:MTRトンチョンB出口、ケーブルカー乗り場まで徒歩2分
開園時間:月~金10:00~18:00、土・日・祝9:00~18:30
ケーブルカー料金:片道 大人160香港ドル、子ども75香港ドル
 

香港のテーマパーク

「香港にはディズニーランドしかない」と思っている人、案外多いと思います。でもあまり知られていないだけで、実は他にもあるんです。香港のテーマパークの老舗でもあるオーシャンパークからまだオープンして1年もたたない新しいノアの方舟まで、香港のテーマパーク全4つをご案内いたしましょう。
 

5.香港ディズニーランド

リゾートの入口からディズニーランドまでは徒歩3分

リゾートの入口からディズニーランドまでは徒歩3分

2005年9月、ランタオ島にオープンした世界で5番目のディズニーランド。眠れる森の美女のお城の背景に山があるのですが、これは風水を見てロケーションを決めたのだそう。旧正月中は、チャイナ服姿になるディズニーキャラクターは必見。パーク内の中華料理レストランではミッキーのついた飲茶もあるので是非トライしてみて。

37あるアトラクションの中でもおすすめなのは「フェスティバル・オブ・ライオンキング」のミュージカル。ブロードウェイに行った気分になるほどの見応えあり! また、東京でもおなじみ「イッツ・ア・スモールワールド」ではアジア部分の面積が他のディズニーランドの倍になっています。歌詞も広東語をはじめ、タガログ語や北京語など9つのアジアの言葉で歌っているのが特徴。香港らしいチャイナ服姿のミッキーやミニーのお土産も要チェックですよ。

<DATA>
Hong Kong Disneyland 香港迪士尼樂園
住所:Lantau Island, Hong Kong(Googleマップ
TEL:(852)1830 830
アクセス:MTRディズニーランドリゾート
開園時間:日によって異なるが、10:00~20:00ごろ
入場料:ピーク 大人619香港ドル、子ども(3~11歳)458香港ドル、シニア(65歳以上)100香港ドル

【おすすめ記事】
香港ディズニーランド・リゾートの攻略法2018
 

6.オーシャンパーク

パンダ館にはレッドパンダもいる

パンダ館にはレッドパンダもいる

動物園と水族館と遊園地がひとつになった、まさに夢のようなテーマパーク。テーマごと分かれているゾーンへの移動は、香港の南側の緑をのんびりと眺めながらのケーブルカーか、3分で目的地に到着するシャトルトレインで。人気者のインインとレイレイには「ジャイアント・パンダ・アドベンチャー」で会えます。パンダグッズが多くあるパンダショップやパンダカフェなどパンダ好きにはたまりません。パンダの飼育員体験のプログラムもありますよ。

その他水族館ゾーンでは1000以上のクラゲの家でもある「シージェリー・スペクタキュラー」やイルカのショー、遊園地では最後は水に濡れて大騒ぎのログスライドやフリーフォールなどが楽しめます。小さい子ども向けの遊び場やショーのあるウィスカーズ・ハーバーはファミリー向け。またハロウィンやクリスマスには、特別イベントも開催されているので楽しみ倍増!

<DATA>
Ocean Park 香港海洋公園
住所:Aberdeen Hong Kong(Googleマップ
TEL:(852)3923 2323
アクセス:MTR金鐘B出口から629番バス
開園時間:10:00~18:00
入場料:大人480香港ドル、子ども(3~11歳)240香港ドル

【おすすめ記事】
オーシャンパーク(香港海洋公園)の攻略ガイド
 

7.ノアの方舟

世界でここにしかないノアの方舟

世界でここにしかないノアの方舟

旧約聖書の中で大洪水のときに出てくるノアの方舟、そのレプリカが香港に登場しました。方舟に乗った動物たちも実寸サイズなので、まるで本物のような大迫力。その他、アスレチックジムなどのあるアドベンチャーランドや地球や環境について考えるトレジャーハウスも併設。「考える」テーマパークといった趣です。

<DATA>
Ma Wan Park Noa’s Ark
住所:33 Pak Yan Road, Ma Wan, New Territories(Googleマップ
TEL:(852)3411 8888
アクセス:中環フェリー乗り場2番からパークアイランド行き
開園時間:10:00~18:00、第一と第三水曜休園
 

香港の博物館・美術館

「博物館巡り」などのイメージからはほど遠い香港ですが、実は歴史、科学、美術をはじめ多くの博物館が実はあるのです。ここではガイドおすすめのいくつかピックアップして紹介しましょう。

博物館巡りを予定している人にお得なのは、ミュージアムパス。50香港ドルで1週間の間、何度でも出入りすることができます。利用できるのは、香港海防博物館、香港海事博物館、香港文化博物館、香港歴史博物館、香港美術館、香港科学館、香港スペースミュージアム。このパスの購入は各博物館か香港政府観光局ビジターセンターで。ちなみにこの7つの博物館、水曜日は無料なので、1日で回ってしまう!というのも手ですね。

ミュージアムパスについて:Hong Kong Public Museums
 

8.香港歴史博物館

科学館の隣にあるので両方回ることもできる

科学館の隣にあるので両方回ることもできる

香港の自然、伝統、習慣、歴史を4000以上の展示物とビデオの上映で紹介。様々な側面から、香港を理解することができるでしょう。博物館を出てくるときには、香港に対する印象が変わっているはず。1941年から3年8カ月、香港は日本の支配下にありましたが、そのときの様子がわかる写真も多く展示されています。なかには1945年9月16日に日本がサインした降伏書なんてものまで。

<DATA>
Hong Kong Museum of History
住所:100 Chatham Road South, Tsim Sha Tsui, Kowloon(Googleマップ
香港九龍尖沙咀漆咸道南100號
TEL:(852)2724 9042
アクセス:MTR尖沙咀(チムサーチョイ)B2出口、徒歩10分
開館時間:月~土10:00~18:00/日・祝10:00~19:00、火曜休館
入場料:無料(企画によっては有料になる場合もあります)
 

9.香港科学館

恐竜展などの特別展示もあり

恐竜展などの特別展示もあり

500以上の展示物の中、7割以上は見学者が触れることができるインターアクティブなもの。香港の航空会社キャセイパシフィック航空の最初の飛行機、ベッツイーもここに展示されているのでお見逃しなく!

<DATA>
Hong Kong Science Museum
住所:2 Science Museum Road, Tsim Sha Tsui East, Kowloon(Googleマップ
TEL:(852)2732 3232
アクセス:MTR尖沙咀(チムサーチョイ)B2出口、徒歩10分
開園時間:月~金10:00~22:00/土・日・祝10:00~21:00、木曜休館 
※クリスマスや正月には変更あり。公式サイトでチェックしてください
入場料:20香港ドル
 

10.香港美術館

オーディオを借りて詳しい説明を聞くこともできる

オーディオを借りて詳しい説明を聞くこともできる

書法に興味のある人にはおすすめの美術館。中国や香港の絵画や墨絵などの展示が多数あり。ゆったりした館内からは、ビクトリア湾が見渡せます。(2018年1月現在、改装工事のため一時的閉鎖)

<DATA>
Hong Kong Museum of Art
住所:10 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon(Googleマップ
香港九龍尖沙咀梳士巴利道10號
TEL:(852)2721 0116
アクセス:九龍スターフェリー乗り場
開館時間:10:00~18:00、木曜休館
入場料:無料(企画によっては有料になる場合もあります)
 

11.孫中山記念館

この地域ではじめて電気が通ったのもこの家

この地域ではじめて電気が通ったのもこの家

90年前は外国人の住居しかなかったエリアに、はじめて建った中国人の住居は中国と西洋が混ざったフュージョンスタイルの建築。その建物が2004年に国父として親しまれている中国近代革命の父、孫文の記念館として新たにオープンしました。香港での学生時代、16年間の亡命時代、日本での滞在中の写真までが揃います。孫文にとって、香港がどれだけ重要な土地だったかがわかるはず。

時間のある人はこの記念館からスタートするヘリテージ・トレールもおすすめ。彼が香港で活動した地域を地図を見ながら個人で歩いてまわるものですが、歴史だけでなく、お洒落な雑貨屋やカフェも発見できますよ。所要時間が短いのは1時間弱から。

<DATA>
Dr. Sun Yat-Sen Museum
住所:7 Castle Road, Central(Googleマップ
香港中環半山衛城道7號
TEL:(852)2367 6373
アクセス:ミッドレベルエスカレーター堅道(ケインロード)から徒歩5分
開館時間:月~土10:00~18:00、日・祝10:00~19:00、木曜休館
入場料:10香港ドル
 

12.フラッグスタッフハウス茶具文物館

時間によってはお茶の淹れ方のデモンストレーションも行っている

時間によってはお茶の淹れ方のデモンストレーションも行っている

1864年に建てられた香港で最も古いコロニアル様式の建物で、1978年までは香港イギリス軍総司令官邸として使われていました。今では歴史の1ページとなったイギリス植民地時代の香港を感じることのできる、数少ない場所です。お茶の淹れ方や、中国各地の茶具や陶器のコレクションが展示されています。観光疲れを感じたら、別館の茶芸館でお茶をいただきながら一休みしてみては。池のある香港公園の敷地内にあるので、散歩がてら寄ってみるのもいいかもしれませんね。

<DATA>
Flagstaff House Museum of Tea Ware
住所:10 Cotton Tree Drive, Hong Kong Park(Googleマップ
香港中區紅棉路10號 (香港公園内)
TEL:(852)2869 0690
アクセス:MTR金鐘(アドミラリティー)B出口、徒歩5分
開園時間:10:00~17:00、火曜休館
入場料:無料
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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