恋愛の達人にインタビュー

更新日:2010年08月10日

「モテキ」の作り方

恋愛も結婚も受難と言われる時代と社会、そこに生きる男女の姿をリアルに描きだしている『モテキ』。作者である漫画家の久保ミツロウさんにお話を聞きました。


恋愛下手に性差なし!

女性キャラクターのうちのひとり、土井亜紀
芳麗:
女性でもいますよ。一見、モテ系だけど、実は本質的にはモテてないって子は増えているみたい。土井亜紀ちゃんもまさにそうですよね。見た目は可愛らしくて、読者モデルやっていたりして、合コンに行けば、チヤホヤもされるけど……。じゃあ、誰かに本気で愛されているか、ひとりの男性とちゃんと関係を育てていけるかっていったら、それは全然出来ていない。

久保:
そこは男女差がないのかもしれないですね。作品に共感してくれた男性読者に、「幸世は私がモデルです」っていうと、「モテない男と頭の中が一緒なんですね」って言われて、認めたくないけど……きっと大差ないんだろうな。

芳麗:
(笑)

久保:
でも、「男と女は違う生き物だ!」って声高に言う人が多いじゃないですか。特に男性は、女性の気持ちを理解することを諦める傾向が強くて。「もしかして、似ているところがあるんじゃないか」って、歩み寄ろうとするのは、たいてい女性側だけ。モテない女の気持ちを男はいっこうに分かろうとしない……。

『モテキ』を使って、彼女との距離を縮める方法

芳麗:
モテない男性って、女性を怖がっている人が多いと思うんです。幸世みたいに、コミュニケーションがちょっと上手くいかないだけで「どうせ、オレなんてキミには不似合いさ」って引きこもる。土井亜紀みたいに、一見、キラキラして見える女の子だって、実は恋愛には不器用だし、小さいことで悩んでいるんだよ!! っていうことを、全男子に言いたい。

久保:
そういえば、『モテキ』を読んだある男性が、マンガをネタに自分がモテない話をできるようになって……それを話した女性と付き合ったって聞きました。

芳麗:
へぇ。モテないみたいな話って距離を縮めますもんね。

久保:
ちょっと悔しいけど、嬉しかった(笑) 『モテキ』が人間関係を深めるツールになったんだな、と。

芳麗:
男も女も、お互いが自分のちょっと弱い部分とか、本音を見せ合って、歩み寄れるといいですよね。

久保:
お互いが分かりあっていないのに、「お互い様だよね」とは言えないですからね。私のマンガも、人と人とが分かり合う手助けになればいいなと思います。

『モテキ』対談続編。「恋愛のゴールはどこにある?」

【告知】
作者 久保ミツロウさんTwitter

モテキ ドラマ公式HP

■芳麗の近況は、ほぼ毎日更新中のブログ 『芳麗の恋メモ』をご覧ください。恋愛に必要な栄養を補給するコラム 『芳麗センパイの恋愛サプリ』も好評連載中です。
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芳 麗

著名人のインタビューや恋愛などのコラムを多数執筆。著作に『恋愛リノベーション』

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