「婚活」しないと結婚できない時代が到来?
 |
| 自然な成り行きに身を任せていれば結婚できたのは、昔の話? |
「未婚率がどんどんあがっている時代。就職するには就職活動が必要なように、結婚するには結婚活動(=婚活)が必要である」そんな大胆かつ核心をついた著書「『婚活』時代」を執筆して、大きな注目を集めているジャーナリストの白河桃子さん。女性の恋愛、結婚、少子化問題などをテーマに15年以上も、精力的に取材や講演活動を続けてきた。白河さんの視点や言葉には、ジャーナリスティッィなだけではない、愛と情熱がある。だからこそ、1度、聞いてみたかった。私たちはなぜ、結婚できないの? そして、どうすれば、素晴らしい結婚と人生は叶う?
結婚のための就職から、自立のための就職へ
対談は、白河さんの
「今の30代前半から、半ばまではもっとも重症な“結婚したいのに、結婚できない病”かも」という衝撃の発言からはじまった。
芳麗 「婚活」しないと結婚できないっていう話を読んだ当初は、衝撃的でもあったけど、何だかしっくりもきたんです。私自身は就職氷河期世代なので、「世の中ってしょっぱいもんだ」っていう気持ちが根底にあったからかもしれない(笑)。
白河 昔は結婚することが当然であり、人生の初期設定だった。お見合いとか、社内恋愛も盛んだったし、結婚するための自然な道筋もできていたんです。女性にとって、就職する目的は結婚相手を見つけるためでしたからね。バブル世代までは、まだ、その慣習が残っていたと思うの。
私はバブル世代ですけど、社内恋愛はまだあったんです。全盛期は80年代だったけど、94年くらいまでは盛んだったから。それが、氷河期世代はもうなくなっていたでしょう? 35歳前後は、新旧の価値観にはさまれていて、いちばん苦しい世代かもしれない。
芳麗 そうですね。社内恋愛って、今でも残っているところには残っているでしょうけど、本気で働きたいと思って会社に入った女性は、社内恋愛している場合じゃなかったと思います(笑)。
白河 実際、女性が男性と同じように働くのが当たり前の時代になって、同僚は恋愛対象ではなく、ライバルになってしまった。忙しい現代、職場で見つからないと、外で見つけるヒマも余裕もないですからね。
芳麗 そこで、「婚活」が必要になったというわけですね。でも、白河さんは、なぜ、このテーマに興味を持たれたんですか?
それは、
次のページでお伝えします。