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なぜ結婚したいの?結婚願望に潜む危険な罠

結婚を後押しする情報が溢れている昨今。しかし、その後の結婚生活の予備知識はほとんど与えられません。それでは、結婚に対する適切なタイミングや相手選びは難しい。結婚の現状認識を改めて確認してみませんか?

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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婚活時代の今こそ、結婚の意味がもう一度問い直される時

彼も私と結婚したいと考えているかな?
彼も私と結婚したいと考えているかな?
男女の恋愛関係は、基本的には「別れる」または、「関係を継続する」の二者択一なのだから、彼との関係が順調な人が、二人の将来に「結婚」を想像するのは、ごく自然なことだと思います。

「結婚は、一番好きな人と、今以上に幸せになるためにするもの。」私たちはそう信じています。
だから、「彼と、本当に結婚したいのかな?」と考えることはあっても、
「なぜ自分は結婚をしたいと思っているのか?」
「自分の人生に結婚が必要なのか? 必要だとしたら、それはなぜなのか?」

なんて面倒なことまで考える機会は少ないかもしれません。

結婚願望の根底に潜むものとは?

◆「幸せな結婚」スペシャルガイドでコメントしています!
◆「幸せな結婚」スペシャルガイドでコメントしています!
女性誌「GINGER」(幻冬舎)の6月号の<「結婚願望」の根っこを心理分析する。>の取材を受けた時に、事前読者アンケートで、「結婚によって不安から救われたい。」という実にリアルな未婚女性の本音が紹介されていました。

◆「職場は既婚者ばかり。独身の自分は理由もなく劣等感に襲われる。」
◆「仕事のスキルも信用もない。せめて結婚で社会に認めてもらいたい。」
◆「子どもを産んで、強く逞しい女性に生まれ変わりたい。」
◆「不況の今だから、『結婚』というリスクヘッジが欲しい。」
◆「孤独死が怖い。できる限り安定した老後を送りたい。」
(以上、本紙より抜粋)

もちろん、結婚を望む理由は1つではないし、「最愛の人と、幸せになりたい!」という積極的な動機が前提にあることも十分に踏まえた上で、もう一度、私達の「結婚の認識」について考えてみたいと思います。

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