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婚活ブーム! 注意したい結婚詐欺

婚活ブームに便乗した結婚詐欺が増えているといいます。責任感が強く、真面目な人ほど狙われやすい結婚詐欺の被害。騙されないために気をつけることとは?

石田 陽子

執筆者:石田 陽子

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そもそも「結婚詐欺」とは?

結婚詐欺
責任感が強く、真面目な人ほど狙われやすい!?
婚活ブームに便乗した結婚詐欺が増えているといいます。デート中に「お財布を忘れたから1万円貸してくれる?」とレストランで会計の際に言われたり、「借金さえ返せたら、すぐにでも結婚できるのに」と借金返済の相談をしてくるなど、結婚を餌にして故意にお金を出させるのが目的だったりします。

婚活がブームになる前から、結婚詐欺の被害はありました。ただ、最近はネットで知り合って、お金を貸したとたんに連絡が取れなくなるケースが多く、振り込め詐欺同様に手口が巧妙になってきています。

結婚を前提に相手を信用させるので借用書など文書を残していない場合がほとんどで、後から「結婚詐欺」だと気づいても証拠が残りません。相手に騙すつもりがあってお金をとったなら詐欺罪になりますが、「騙すつもりなんてなかった」「お金なんかとってない」などと主張されると立証するのは難しいようです。

「結婚する」という口約束だけでなく、正式に婚約していれば婚約不履行を訴えて慰謝料を請求できます。「まさか私が…」という被害に遭わないためには、甘い言葉だけを鵜呑みにしないで相手を見極めなければ……。

騙されないために

「結婚しよう」「結婚したい」と言われても、お金は貸さないと決めておきましょう。(結婚詐欺師でなくても、恋人からお金を借りる人ってどうなの?)

お金が目的な人は、信頼させる言葉を並べて断りにくい雰囲気も作るでしょう。お金は絶対に貸さないほうがいいけれど、もしどうしても貸すというのであれば借用書を作成して、振込をする場合は振込用紙を保管。記憶が曖昧にならないようにしておいてください。

また、婚活は自己申告のプロフィールから始まるもの。肩書き立派な名刺や高級時計を見せられたり、大きな仕事の話を語られた場合、最初から疑うのも失礼な話だけど、何も確認していない間柄で大金を渡したり、ホテルについていったりするのは危険すぎます。自分の情報管理も慎重に。

では、「もしかして結婚詐欺かも?」と不安を感じたときの対処法は?

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