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季節を楽しむ逸品

更新日:2006年07月31日

国産花火で遊ぶ 大人の夏休み計画

今や貴重な存在となってしまった国産の線香花火。外国産の線香花火では味わえない独特の風流があります。美しく変化する様を見つめる、ロマンチックな夏休みはいかがでしょうか。


伝統の危機 絶滅寸前の国産線香花火

大江戸牡丹
火が散る直前、「ちり菊」の美しさは国産ならでは。
誰しも子供の頃に遊んだ線香花火。あの頃は玉を落とさずにいられるか競うのに夢中で、本当の魅力はまだわかっていなかった気がします。派手な花火に隠れて地味な存在だったのに、実は情緒あふれる奥深い花火だと気付いたのは、大人になってから。火の玉が徐々に膨らみ、華やかに火花を散らせ、やがて静かな終わりを迎える。牡丹・松葉・柳・ちり菊と、花にも例えられるその散り方を見ていると、何だかしみじみと人生について考えてしまいませんか?

火花の散り方の起承転結をはっきりと見てとれるのが、国産の線香花火。「えっ、線香花火はどれも日本でつくられているんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、今や99.9%が中国産。悲しいことに国産花火は廃れ、平成10年には一度消滅しているのです。そんな状況に危機感を抱いたのが、東京下町の花火問屋の老舗、山縣商店。花火の産地三河(愛知県)のメーカー三州火工の協力を得て、8年の歳月をかけ純国産線香花火「大江戸牡丹」をつくりあげました。


やっぱり違う 純国産ならではの「侘びさび」

大江戸牡丹などの国産線香花火
国産の花火は丁寧に箱詰めされている。
「大江戸牡丹」の完成の影には山縣商店の4代目山縣常浩氏をはじめ、線香花火を愛する人達の努力がありました。納得のいく材料の調達から、火薬の配合、撚り方まで様々な苦労と試行錯誤の連続。やがて江戸時代から続く伝統を絶やしたくないという強い思いが実を結び、純国産の復活となりました。和紙の滑らかな手触り、美しい染色、繊細な変化の様子…。実際に試してみれば、その違いがわかることでしょう。

昨年スタイルストアで発売したところ、あっという間に売り切れ、追加販売も瞬く間に売れてしまった「大江戸牡丹」。今年は山縣商店が各地の花火職人と再生させた、熊本の老舗昭和火工の「有明の牡丹桜」と九州最古の花火メーカー筒井時正商店の「不知火牡丹」も加えた『華くらべ』として限定100セットを販売中。既に多数の注文をいただいて、完売間近です。この機会に、純国産ならではの侘びさびを堪能してみてはいかがでしょうか。

■限定 純国産線香花火セット 『華くらべ』
純国産線香花火セット
「大江戸牡丹」、「有明の牡丹桜」そして「不知火牡丹」、今や希少となった国産花火3種類が楽しめるセット。絵葉書「江戸庶民画」つき。数量・期間限定販売です。
・期間限定販売:7月28日10:00~8月10日9:59
・素材/原料 :和紙、ワラ、火薬(硝石、硫黄、木炭、松煙)
・サイズ :W285×D35×110mm
・原産国 :日本
・直送品 :メーカー直送品の為、お届けまで10日前後かかります。
・セット内容 :大江戸牡丹10本×3袋、有明の桜牡丹10本×3本、不知火牡丹10本×3袋
・価格:¥5,040

大人の線香花火だから、小道具にもこだわります。
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この記事の担当ガイド

写真

柳沼 周子

これまで目にしてきた生活雑貨等は数万!「こだわりアイテム探し」のナビゲーター。

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