日本のしきたり・マナー

更新日:2008年01月21日

人前で靴やブーツを脱ぐときのお作法

靴の脱ぎ履き、どうしていますか?やり方だけ覚えてもダメ。なぜそうするのかを知れば、どんなシーンでも素敵に振舞えます。ブーツの脱ぎ方もご紹介しましょう。

ブーツの脱ぎ方と置き方

お洒落な反面脱ぎ履きが大変なので、TPOも考えたいですね。
ファスナーつきのロングブーツ、脱ぎにくいですよね。脱ぎ方を間違えると不恰好ですし、もたもたしていると周囲を待たせるばかり……履いて来るんじゃなかったと後悔しないためにも、上手く脱ぐコツを覚えておきましょう。

ファスナーの下ろし方
一般的にファスナーは内側についています。少し前屈みになり(髪が顔にかかってしまう方は耳にかけてくださいね)、右足の場合はかかとを上げて右手を添え、左手でファスナーを下ろします。左足の場合はその逆です。

脱ぎ方
前屈みのまま脱ぐとガニ股になってしまうのでNG。脱ぐほうの足を後ろに曲げ、同じほうの手(右足なら右手)でかかとを持ち、足は動かさずブーツだけを引きながら脱ぎます。このとき、後方に振り返りながら脱ぐと美しく見えます。

置き方
出船に揃え、邪魔にならないようなるべく下座側に置きます。そのままだと広がってしまい見苦しい場合は、ファスナーを少し閉め、左右を重ねてふたつ折りにして置きましょう。

<配慮>脱ぎ始める前に、後ろに人がいないことを確認しましょう。周囲の邪魔になっていると思うと、焦ってうまくいきません。慌てて雑にするよりも、きちんと丁寧に。周囲の方を待たせてしまった場合には、一言お詫びの言葉をかけましょう。また、手がつけるような場所なら片足立ちでバランスを崩しても安心。椅子があれば座って脱ぎましょう。


ブーツの履き方

まずは、周囲の方の邪魔にならないよう注意します。ブーツにそれぞれの足を入れ、少し前屈みになって右足の場合はかかとを上げて右手を添え、左手でファスナーを上げます。左足の場合はその逆です。手をつける場所や椅子があればそこに移動したほうが安心です。


こうしてみると、靴の脱ぎ履きひとつにも、周囲に対する気遣いがあふれているのがわかります。また、一連の動きがスムーズにできると実にスマート。本当の美しさは、小手先のしぐさではなくこころを伴う振舞いに宿るのでした。


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