ビールの主流、ラガーの特徴
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| ラガー(下面発酵)ビールを生んだ、ドイツ・ミュンヘンの醸造所シュパーテンのプレミアム・ラガー。今日のラガービールの原点。 |
耳慣れたコトバの「ラガー」ですが、ラガーとは、10℃前後の比較的低い温度で発酵させて造るビールのこと。15世紀後半にドイツ南部のミュンヘンで始まった醸造方法です。「
下面発酵酵母」というタイプの酵母を使用し、発酵の終わりに酵母が底に沈むため、「
下面発酵ビール」とも呼ばれています。
現在、世界のビール生産量の約9割はラガーだと言われるほど、ラガーは
世界のビールの主流となっています。
古代から造られている、エールの特徴
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| 英国のビール「ニューカッスル・ブラウン・エール」は、エール入門者にも飲みやすい、まろやかな味わい。 |
エールとは、20℃前後の常温に近い温度で発酵させて造るビールです。「
上面発酵酵母」というタイプの酵母を使用し、発酵の終わりに酵母がビールの液体の表面に浮かびあがるため、「
上面発酵ビール」とも呼ばれています。
冷蔵技術を必要としない上面発酵は、古代から行われていた醸造方法。冷蔵庫で冷やさずに常温で飲むのが最適とされています。発酵させたときと同じくらいの温度で飲むと、そのビールの特徴をより味わうことができると言われています。
イギリスやアイルランドのビールに代表されるエールですが、イギリスやアイルランドのパブで生ぬるく感じるビールが出てきた体験をされた方もいらっしゃるのでは? もちろん、冷やしても美味しくいただけますので、日本なら、暑い夏には冷蔵庫で少し冷やして、それ以外の季節には常温で、と飲み分けてみるものいいかもしれませんね。
空気中の酵母を使う、ランビックの特徴
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| ベルギー・リンデマンス醸造所のフルーツ・ランビック「フランボワーズ」は、さわやかで上品な木苺の風味が広がる。 |
ランビックとは、エールやラガーのように人工的に酵母を加えるのではなく、空気中に浮遊している
野生酵母を取り込んで、常温で発酵させるビールです。空気中の酵母の働きを利用して、自然の状態で発酵させるため、「
自然発酵ビール」とも呼ばれています。
ベルギーの伝統的なビールとしてよく知られているランビック。ランビックに適した酵母の生息地は限られているため、一般的には、生産地はベルギーのブリュッセルとその近郊地域に限られています。
1~2年以上という長い熟成期間をかけて造られるランビックは、熟成期間によっても味わいは異なります。年代の異なるランビックをブレンドして二次発酵させたり(
グーズ・ランビック)、フルーツを加えて二次発酵させて(
フルーツ・ランビック)飲まれることが多いビールです。
「今日は白にしよう」、「赤の気分かな」と、ワインを選ぶように、「今晩はエールにしよう」、「ラガーが飲みたいなぁ」、「久しぶりにランビックでも飲もうかな」などと、ビールもぜひ、選んでみてくださいね。
【試しに1本、エールやランビックを飲んでみたくなったら】
アサヒビールが扱う英国のエール「バス・ペール・エール」の紹介アサヒビールが扱うベルギーのランビック「ベル・ビュー・クリーク」の紹介アサヒの海外ブランドが飲めるお店【何本か飲み比べてみたい方には、ネットショップがオススメ】
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