2007年11月6日に移転オープンしたばかりの大丸東京店に入った新ブランド「森幸四郎」。この道50年のカステラ職人の名を冠した店の商品は「森 幸四郎のかすてら」と「森 幸四郎のどらやき」のみ。期待と好奇心に駆られて、お店にお邪魔してきました。
(目次)
P1 大丸東京店「森幸四郎」、「五三カステラ」
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「森 幸四郎のかすてらと、どらやき」と店舗詳細大丸東京店「森幸四郎」オープン
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大丸東京店 1階スイーツフロアに入る 「森幸四郎」 |
大混雑の大丸東京店の1階、全51店が入るスイーツフロアにある「森幸四郎」の前にはひと際長い行列ができていました。一方で、たまたま通り掛かった人たちからは「普通のどらやきとカステラだよね?」という声も。確かに、真っ向勝負のプレーンのカステラとどらやきに、ここまで行列ができるというのはすごいことだと思います。
並ぶ理由はきっと、美味しさに加え「森幸四郎」ブランドに惹かれてのことでしょう。作り手を前面に出した店作りの強さを感じます。和菓子の世界でも洋菓子におけるパティシエのように、こんな風に作り手の顔を表に出す動きを、少しずつ見かけるようになってきました。
「森幸四郎」と「五三(ごさん)カステラ」
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「五三カステラ」の復元により 食品産業優良企業等表彰 技術功労部門 「フード・マイスター」受賞 |
新ブランド「森 幸四郎」は、幻の味と言われた「五三カステラ」の復元と技術を完成させた功績により、農林水産大臣賞「フード・マイスター」を受賞した森幸四郎氏が、50年のカステラ職人歴の集大成として監修したお店です。
「五三カステラ」とは、かつて贅沢で非常に美味しいことから「五味」転じて「五三」焼きと呼ばれたカステラのこと。森幸四郎氏がたどり着いた作り方は、卵白と通常のカステラの3割増しの卵黄を一緒に泡立てる「共立て法」によるもの。この方法は技術を要するものの、水飴の量を減らしてもしっとりきめ細かく焼きあがるので、素材の味が生かせるそうです。
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桐箱入りは、やや日持ちする 真空パック |
「復元」と言っても、厳選素材と進歩したオーブン、熟練職人の探求と技術により作られた現代の五三カステラは、当時のものよりずっと洗練されたものに仕上がっているのでは、と想像しています。