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4つの材料を混ぜて焼くだけ。「関東風桜餅」レシピ(2ページ目)

「長命寺桜もち」に代表される焼き皮の「関東風桜餅」。生地は4つの材料を混ぜてフライパンで焼くだけ。とても簡単なのでぜひお試しを!

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

「関東風桜餅」の材料・分量(12個分)

桜の葉と花
桜の葉と花の塩漬けは、塩抜きして水気を切っておきます
薄力粉 80g
白玉粉 20g
グラニュー糖 20g
水 180cc
こし餡 300g
塩漬けの桜の葉 12枚
塩漬けの桜の花 適宜
 

「関東風桜餅」の作り方・手順

下準備:塩漬けの桜の葉(軸は切る)と花は、水洗いしてから約10分水につけて塩抜きし、水気を拭いておく。
 
こし餡
1:こし餡は25gずつの俵型に丸める(市販のこし餡を使う場合は火にかけて練り、固さを調整したものを使う)。

2:ボールに白玉粉と砂糖、ごく少量の水を入れて泡立て器ですり混ぜる。ダマがなくなったら残りの水を少しずつ加えて溶きのばす。

※ワンポイント
白玉粉はダマになりやすいので、最初に少量の水ですり混ぜるのがコツ。
 
生地作り
3:別のボールにふるった薄力粉を入れ、(2)を少しずつ加えて滑らかな生地を作る。空気を入れないようにすり混ぜ、こし器に通してダマを取り除く。

※ワンポイント
生地を落ち着かせるために、ボールにラップをし、このまま1時間ほど休ませる。
 
焼く
4:温めた中火のフライパンに薄く油を敷き、生地を少量(大さじ2~3)流し入れ、スプーンの底面等で長さ12cmほどの楕円形にする。生地に焼き色をつけないように気をつける。表面が乾いたら裏返し(できれば手で)、裏面もさっと焼く。

※ワンポイント
くっつかないよう、オーブンペーパーなどにのせて冷ます。
 
完成
最後に、冷ました生地で餡を包み、桜の葉(内側が表)で巻き、花を飾れば完成です!
 

ワンポイント

・生地を焼く際は、油臭さが残らないよう、香りの少ない良質の油を少量使う。
・さらし餡からこし餡を作る際は、さらし餡を熱湯と水に晒してから煉ると、独特の臭みを消すことができる。
・ピンク色の桜餅を作りたいときは、白玉粉を水で溶く際、食紅を少量加える。

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