東京のそば屋

更新日:2002年02月17日

隠れ家という言い方がこれほど似合う店はない そば処遊 探訪記

編集部 All About 写真

閑静な住宅街の、そのまた露路を入った一角に、ひっそりと佇む自家製粉の蕎麦屋がある。こんな店、一軒位知っておくのも悪くない。

文章:井上 明(All About「そば」旧ガイド)
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隠れ家のような蕎麦屋を一軒知っておくと、人生が愉しくなってくる。ここは、新目白通り(いわゆる十三間道路)の南側に位置する閑静な住宅街。通りから一歩踏み込んだ露路の奧に、心を和ませる不思議な空間が広がっていた。
平日の夕方にふらりと訪れてみるもよし、気のおけない蕎麦仲間と借り切ってしまうのもまたよし。心のどこかに留めておきたい不思議な蕎麦屋である。

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▲左:知る人ぞ知る、知らない人は全く知りようがない地味で控えめな看板。夜の帷が降りて、あたりをぼおっと鈍く照らすだけ。もしかしたら超高級かも!? という演出で、敷居が高い店ではある。さてその実態は…  ▲右: さて、これが入り口だ。高級という感じはしなくて、なんだか妙に懐かしい。「こんにちは」よりも「ただいま」が似合う、そんな店だ。で、本日は蕎麦の仲間とこの店をまるごと借り切ってしまったというわけ。通常の営業は、毎晩午後6時から10時までとのこと。定休日なら終日店の貸し出しに応じ、営業日でも午後5時ごろまでに現状復帰してくれればそれでよいという。

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▲左:といっても、何でもありではなくて、店主に会合の主旨を相談して欲しいとのこと。気軽に相談に乗っていただけ、内容に問題がなければ、半日13,000円という破格の値段で、この渋い名店が借りられる。これは会合が始まろうとしている様子。本日は、東京蕎麦塾の例会ということで、名手板倉塾長の蕎麦打ちを鑑賞するなど、もりだくさんの内容がつまった集いだ。 ▲右: こちらは厨房。元々蕎麦店専業の家屋ではないため、小ぶりな造りとなっているが、シンクが三つと配膳台も用意され、慣れるときびきびと立ち働ける空間だ。


興味津々、打ち場はどうなっている? メニューの値段は? 客席は? お蕎麦は?? 次へ→

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(執筆者:井上 明)

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