渋谷・恵比寿・原宿・表参道のカフェ

更新日:2005年06月08日

pile cafe(パイルカフェ)…恵比寿

恵比寿駅前のラウンジカフェ。ざわめく路地からふと見上げれば、カフェの空気を伝える4つの大きな窓。店内の光景が映画のスクリーンのように見えてきます。足を踏み入れれば今度は自分が映画の登場人物に。


恵比寿駅前ほろ酔い通り

JR恵比寿駅前を代官山方面に向かって伸びる駒沢通りには、2つのファーストフード店が並んでいます。ウェンディーズとケンタッキーフライドチキン。 その2つの店舗に挟まれて入る横道にはダイニングバーや居酒屋がひしめきあい、夕方ともなれば、さあ今日はどこで飲もうかといそいそした気分で歩く人々、店頭で割引チケットを配るスタッフなどの姿が、一種独特の空気をかもし出しています。

pile cafeはそんな<ほろ酔い通り>に面したビルの2階に、2005年1月にオープンしました。路地を歩いていてふと見上げれば、そこだけ空気の違う4つの大きな窓が並び、カフェ好きの足を止めさせます。たとえ看板がなくても、ひとめで居心地のよいカフェだとわかる光景が窓の中に展開されているのです。それはさながら映画のスクリーン。あかりのともるカフェの内部が、そのまま映画のシーンに見えてきます。


4つの窓が、街にカフェの匂いを伝える

この古い大型ビルには、さまざまな事務所や飲食店として使われてきた歴史があります。ビルに足を踏み入れ、階段をのぼってカフェのある207号室にたどりつくまでの経路はいささか複雑。1階の飲食店の厨房裏口に出くわしたり、小さなアップダウンがあったりして、一瞬、ビルの中でも迷子になってしまいそうなとまどいを感じます。

しかし、大きな黒板に迎えられてひとたびカフェに入れば、音楽とカプチーノとお料理の匂いに包まれる別世界。店長の奥村さんは言います。
「初めてこの部屋を見たときに、大きな4つの窓が通りに面していて、その窓からカフェの空気が街に流れていくようで魅力的だと思ったのです」
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この記事の担当ガイド

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川口 葉子

ライター、喫茶写真家。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。著書に『東京カフェを旅する』(平凡社)、…

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