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| 香港の茶館 |
■ 第2章 茶館を旅する
そして、第2章がこの本のメインの「
茶館を旅する」。
「香港の茶荘も大分変わったわね。」取材後の平野さんの感想。たしかに香港返還前私が香港で中国茶の世界に迷い込んだ頃とは、雰囲気が大分変わっています。全体に綺麗になった感じでしょうか。でも、香港を愛してやまない平野さん。香港の茶荘を最初に掲げて新しいお店も積極的に取り入れている点は、とても興味深いことでした。
さらに台湾では6の茶荘と茶館。また広東・上海5のお店の紹介がされています。欲張りなことをいうならば、是非北京、杭州、アモイ、の茶荘や茶館、それに各地に点在するお茶関係の博物館なども掲載して欲しいところです。
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| 台湾・天香楼の茶葉料理 |
■ 第3章 中国茶に親しむ
第3章は「中国茶に親しむ」。この章は前回とはあまり変っていないような印象を受けました。茶葉料理の紹介やお茶と健康について取上げられています。布目先生の「茶経」の解説も健在。この小論は、是非お茶好きの方には一度目を通していただきたいものです。
昨年、「もうしばらくは中国茶の本は書かない」とおっしゃっていた平野さん。確かに今年になって立て続けに出版されたのは、「性」に関する文献。「でも、お茶と性って、どこか根源的なところで共通点があるのよ。」とのこと。飲むという人間の本能に関わる行為と、生の根底にある「セクシュアリズム」の共通点、なんとなく分かるような気もします。こんど、この辺のお話をじっくりとお聞きするお約束になっているのですが、今日現在まだ果たせていません。
でも、この香港取材で「お茶の本を書いて欲しいと言われているのよね・・・。」とのこと。新しい本も期待できそうですよ。
▼ 「中国茶と茶館の旅」
著者:平野久美子、布目潮[シ風]、周[シ兪]
出版:新潮社(とんぼの本)
価格:1300円
ISBN-4-10-602117-X C0376
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