製法…今年は目立ったものが無く
ブラックもトクホも一段落したのか、今年は製法面で目立った品が無かったのではないかと思います。トクホも缶コーヒーではブレンディの他で大手メーカー品はジョージアの『エメラルドマウンテンブレンド デイリーオリゴ ブラック』くらいでしょうか。
懸賞…もはや懸賞は販促にならない?
各社で懸賞を競い合ったのは10年以上前ではないでしょうか。昨年の大きな懸賞というとジョージアくらいでした。毎年ジョージアの懸賞に燃える私ですが、今シーズンの当たりはあまり良くなかった気がします。ネット利用の懸賞だと、たくさん応募して確率的に一等賞を狙うことが難しくなっているということもあるのでしょう。
宣伝…ボスの一人勝ちだがファイアの謎は?
サントリーボス『宇宙人ジョーンズ』編は第49回ACC CMフェスティバルのグランプリを取ってしまいました。もう別格と言ってもよいでしょう。
この秋に話題になったのがキリンファイアでエンゼルスの松井秀喜選手が登場したCMですね。『赤いヘルメットをかぶっていたのはエンゼルス移籍の伏線ではなかったのか』という話がありました。実際はファイアが赤い缶だったからなのでしょうけど。
期待はずれだったのがジョージア。明石家さんまさんのCMは尻切れトンボで終わりましたし、現在の片瀬那奈さんと小出恵介さんのCMも中途半端な気がします。水着になる必要性も無いと思うのですが。以前だったらグラビアアイドルが登場するところが、『大人の女性』を登場させたということは、缶コーヒーを飲む年齢層が上がっているとも考えられます。
考察…サッポロはどこへ行く?
一昔前ですと、缶コーヒーの競争はコカ・コーラvsビールメーカーという図式が成り立っていたのですが、ビールメーカーの中で1社、サッポロはアサヒ、キリンから大きくシェアを引き離されております。かつては『ビーンズ』や『ジャック』などで他社と互角の戦いを行っていたのですが、『生粋』になってからはコンビニやスーパーなどでほとんど見かけません。
昨年8月、ポッカと資本・業務提携を行ったことから、ポッカコーヒーやキレートレモンなどをサッポロ自販機で販売するのではと予想していたのですが、そのようなアクションはまだ起きておりません。まだコラボレーションを行うほど時間が経っていないとも言えますが。サッポロビールの販売網でポッカ製品の販売を行うことにはなるのでしょうか?
2010年の缶コーヒーを予測する
昨今のデフレ基調は当面続くところから考えますと、缶コーヒーにおいても安価品傾向は続くことでしょう。ジョージアが安価バージョンを出したところから考えますと、大手メーカーも現在販売している通常品のほかに、初めから量販店や企業内自販機用として企画される商品が出てくるのではないかと予想します。
また、チョココーヒーのような、デザート系でも無糖ブラックではない『第三の道』が登場すると予想します。それは何回も書いていますが、『女性向け缶コーヒー』であると考えます。伊藤園は以前から女性向けコーヒーの模索を続けておりますが、タリーズブランドや前述の『W』などで、女性に受ける缶コーヒーの『公式』ができつつあるのではないでしょうか。また今年も前向きに期待していきたいと思います。
『缶コーヒーレビュー2008』
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