ソフトドリンク

更新日:2006年09月03日

ガラスびんで飲んだあの日 Vol.4

チェリオというと独特のグニャグニャ瓶、大容量・低価格で駄菓子屋飲料の代表でありました。今回は、チェリオのガラスびんとその流れを汲むガラスびんを紹介いたします。

世界の駄菓子屋飲料です

15年前(1991年)、8月末頃の話です。当時埼玉県川口市に住んでいた私は、通称『産業道路』を自転車で赤羽方面に走りながら、缶探査を行っていました。途中に駄菓子屋があったので、ふと立ち寄って見ますと、床に発泡スチロールのケースに入ったチェリオのガラスびんがありました。

当時、チェリオに興味があり、チェリオの自販機を探したり、営業所まで行ってみたりしていました。缶はいくつか入手しましたが、びん入り飲料はなかなか入手できなかったので、とてもうれしかった記憶があります。その後、名古屋市のナゴヤ球場バックスクリーン脇に『チェリオ 世界の飲料』という看板を見つけ、ワールドワイドな飲料なのかなと思いましたが、どうもそうではないようで。

チェリオというとグニャグニャなデザインのびんですが、これはアメリカのセブンアップ社の『ハウディ』という飲料のガラスびんから来ています。チェリオが当初はセブンアップの代理店だったところから、このびんが使われたのでしょう。ルシル・ボール主演のアメリカテレビコメディ『アイ・ラブ・ルーシー』か『ルーシー・ショー』でルーシーがハウディを飲むシーンがあるようで、NHK BS2の『アイ・ラブ・ルーシー』をずっと録画しているのですが、見る暇がありません…。

チェリオ 297mlびん
これが川口の駄菓子屋で入手したチェリオです。アップル味でしたが、中身は飲んでしまったので、オレンジジュースを入れて撮影しています。

チェリオ ストロベリー
これは1993年に名鉄小牧線味鋺(あじま)駅前にあった駄菓子屋で入手したものです。グニャグニャびんでないものもありました。

チェリオ リターナブルびん
これは1997年に入手したワンウェイびんです。この中身は当時のままです。チェリオらしい、すばらしく人工的な色です。『SMAP×SMAP』の『マー坊』にも登場しました。

ウィルキンソン ドライジンジャエール
グニャグニャだと持ちやすいのでしょうか、他社でもグニャグニャびんがあります。代表的な例として、アサヒ飲料の『ウィルキンソン ドライジンジャエール』をお目にかけます。辛口で根強いファンがおります(ウィルキンソン ジンジャエールはドライより辛い)。モスコミュールはウィルキンソンで作ると大人の味になります。

やはりガラスびんでないと

最近、チェリオはPETボトルでグニャグニャびんを出しており、コンビニで入手できるようになっています。しかし、私としてはガラスびんで飲むのが正しい駄菓子屋飲料ではないかと思っています。カタログにはまだ載っていますので、どこかで飲むことができるとは思います。ぜひ駄菓子屋を探索してみてください。

チェリオコーポレーション
チェリオとオリエンタルの故郷へ (The Archive of Softdrinks)
ウィルキンソン(アサヒ飲料)
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久須美 雅士

約16,000本のジュース缶を所蔵する清涼飲料史研究家。メディアでも活動中。

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