ソフトドリンク

更新日:2005年06月26日

懐かしさと新しさ。平成時代に味わえる昭和時代の味。 ダイドー『復刻堂』シリーズ

2004年3月に発売されたダイドー『復刻堂』シリーズがパワーアップしいたしました。おまけにサッポロ『リボンシトロン』とのコラボ商品も発売。平成世代のあなたも昭和時代にタイムスリップ?

飲料業界初か?国産ブランドのダブルネーム

今年の復刻堂シリーズで一番の話題はダイドードリンコとサッポロ飲料のコラボレーション『復刻堂リボンシトロン』でしょうか。サントリーがペプシコーラを販売するように、海外ブランドを日本のメーカーがライセンス生産することはありますが、国産メーカーのブランドを他社が借りて商品を販売するというのは初めてだと思います。

復刻堂リボンシトロンのクローズアップ
これには他のビール会社系飲料メーカーに比べ、サッポロの自販機網が弱いということも理由にあると思います。また、コーヒーや茶飲料は強いが、炭酸飲料や果汁に弱いダイドーの弱点を補うことも今回のコラボの理由にあるのでしょう。逆にサッポロは他のビール会社系飲料メーカーに比べコーヒーが弱いと思うので、今後はダイドーの缶コーヒーがサッポロの自販機で販売される可能性も強いと思います。

サッポロリボンシトロン
また、復刻堂リボンシトロン発売のちょっと前に発表された、サッポロの飲料キャラクター『リボンちゃん』の復活も大きな話題になりました。飲料業界ではアサヒの『バヤリース坊や』に並ぶ古典的企業キャラクターでありながら、最近はCMにも使用されず、またキャラクターグッズもほとんど出回らないという不遇の時期を過ごしておりましたが、今年一気にブレイクいたしました。サッポロビール埼玉工場跡の再開発地(埼玉県川口市)はサッポロのリボンブランドから『リボンシティレジデンス』と名付けられ、リボンちゃんがイメージキャラクターとなりました。

昭和の香りがプンプン

この『復刻堂』シリーズ、すでにご存知とは思いますが、決して過去に発売された商品のリバイバルではありません。『昭和時代の清涼飲料水』のイメージで企画されたものですが、そのイメージはパッケージだけではありません。香りや味付けにも強く感じます。たとえばアイスコーヒーですが、最近の缶コーヒーと比べると、いかにもコーヒーだぞという香りがします(といっても香料を使っていないのがダイドーのすごいところ)。また、とっても甘いです。フルーツオレも飲んでみましたが、ミルク感が強く、これも甘く作ってあります。私が小さい頃、甘い飲み物はめったに飲ませてもらえなかったのですが、銭湯のフルーツ牛乳って、とても甘くてぜいたくな物でしたよね。その当時を思い起こすのに充分な味だと思います。

復刻堂には『世代を超えたファミリーブランドの確立』という目的もあるそうですが、『甘いもの』はどの世代でも好まれると思います。シニアの方は小さいときになかなか飲めなかった『あこがれの甘さ』を思い出し、ヤングにとっては、『昔ながらの甘い飲み物』ということで目新しさがあることでしょう。こうやって『日本人の味の記憶』は世代を超えて引き継がれていくのだと思います。

ダイドー復刻堂公式サイト
ダイドー復刻堂ニュースリリース(ホーロー看板風POPの画像がダウンロードできます)
リボンちゃん公式サイト(サッポロ飲料)
ソニー・クリエイティブ プロダクツ『チェキラッ』(トップ>キャラクターを見たい!>リボンちゃん)
リボンちゃん(The Archive of Softdrinks)
リボンシティレジデンス(リクルートコスモス)

おまけ『クリームソーダ スマック』も復活!

サンガリア・クリームソーダ スマックスマックのガラス瓶
『復刻堂』の掲示板に『クリームソーダ スマック』を復活してほしいという書き込みがありましたが、サンガリアからこの春発売されております。今回はかつて使用されたスマックのガラス瓶もお目にかけましょう。
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この記事の担当ガイド

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久須美 雅士

約16,000本のジュース缶を所蔵する清涼飲料史研究家。メディアでも活動中。

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