パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

ベッカーズディライト【赤坂】

東京ミッドタウンにほど近い所にドイツ風のパンを焼く店がOPENしました。食べきりサイズの白パン、毎日食べても飽きのこないシンプルな味わいのパンが特徴で、連日通う地元の人たちで賑わいをみせています。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

東京ミッドタウン近くにOPENしたパン屋さん

東京ミッドタウンから5分程の場所にあるBECKER'S DELIGHT(ベッカーズディライト)はドイツ風のパンを焼くお店です。
店オリジナルのエコバックを持った子供とお母さん、買い物帰りに立ち寄る初老の男性、あれこれ楽しく選ぶ夫婦、ランチを買いに来る若い女性、お弁当を片手にさげて追加の一品を選ぶ若い男性。近くに住んでいる人も、働いている人も、4月にオープンしたばかりのこのパン屋さんが早くも気にいって通っている様子が、聴こえてくる会話から伺えます。

フランス製のアンティークのベビーベッドの上にバゲットの籠をのせている。手前左はオリジナルエコバッグ150円。

シンプルなパンを焼く

お店に入って正面に見えるのが食パンとバゲットやバタール。どれも毎日食べて飽きのこないシンプルな味わいのパンです。

ドイツ風といったら、どっしり黒いライ麦パンを思い浮かべがちですが、ドイツには白いパンもいろいろあるのです。ベッカーズディライトには食べきりサイズのパンがいくつもあります。

職人の竹村憲太郎さんは北海道出身。地元で修業後ドイツで1年。ヨーロッパを食べ歩いて帰国して、神戸で4年パン屋さんに勤め、外食産業で開業資金をためてこの店をOPENしました。ヨーロッパ各地で出合った美味しいパンはその土地のもので、そのままを持ち帰ることはできないけれど、そのイメージを再現していきたいのだそうです。

竹村憲太郎さん、直美さんクライネ(140円)ツォプフ(150円)

ベッカーズディライトのパン

プレーンな白パンにも配合によってさまざまなパンがあります。

右上の写真、クライネは小型のフランスパンです。ツォプフは編みパンで、次のページで紹介しているカイザーゼンメルと同じ生地。サンドイッチに向くパンです。

ドイツで修業した店はチェコの国境に近い田舎町にあって「ボヘミア出身のおばあちゃんのつくるまかないが美味しかった」という竹村さん。ドイツのようにお昼をゆっくりというわけにはいかない東京のこの店ではサンドイッチが人気です。ザワークラウトやドイツソーセージ、コンビーフなどが使われたサンドイッチは、ドイツ時代に併設のカフェで働いていた奥様の直美さんが担当しています。

下の写真、ブッターヘルンヘンはふわりとバターが香るパン。ブリオッシュよりさっぱりとしていて、バターロールより柔らかいパンです。ツノのかたちがかわいらしいですね。
素朴な表情のカルトフェルはジャガイモを練りこんであります。こんな白パンは、他のパン屋さんにもありそうでなかなかないパンです。

バターのツノ、という意味。ブッターヘルンヘン(150円)
ジャガイモを練りこんだカルトフェル(150円)


ベッカーズディライトのおいしいパンの紹介は続きます。
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