地元産農林61号を使ったエン座のうどん さて今年も大詰め。例年のようにうどん界を振り返ってみましょう。2006年 うどん大将 エン座 加藤智春さんに決定練馬区の農園でのうどん教室エン座のご主人加藤さんには今年も色々ご協力をいただきました。うどんの味の進化もさることながらうどん文化を広める活動にも積極的に参加していただき、うどん教室の開催や体験農園での自家製小麦によるうどん打ち、また吉田うどん、讃岐ツアーなどたくさんの行動をご一緒させていただきました。一つ一つが記事に出来るほど面白かったのですが私の遅筆のせいでお蔵入りになっています。讃岐ツアーでの香川大学農学部での三木英三教授によるうどん講義など特に印象的です。・・・居眠したけど(笑)2006年の企画力、行動力に敬意を表して2006年うどん大将を授与したいと思います。猪突猛進で2007年も突っ走りそうです。お気に入りメニューエン座らどんエン座のうどんで印象的なのは自家製焼豚をつかったメニューです。この焼豚仕込みに1週間近くかけて丁寧に焼かれるものです。糧もり系に添えても良いし、温かいうどんに載せても良いし。特に温かいうどんに載せて擂りだねと呼ばれる唐辛子胡麻ベーストを加えるとその風味は独特でラーメンのような、うどんのような、・・・よってラドンと名づけました。今年のマイベストうどんです。【エン座データ】2010年3月28日移転新規オープン〒177-0041東京都練馬区石神井町5-12-16練馬区立石神井公園ふるさと文化館内電話:03-3995-1577営業時間 10:30-15:30定休日 月曜日・第一火曜日下記のお店はエン座長谷川として営業中エン座長谷川〒177-0045東京都練馬区石神井台8-22-1第一サンライフ105 電話03-3922-2626営業時間 午前11時30分から午後2時30分 麺切れ閉店有り。土曜日は夜間営業のみ。昼はお休み 営業時間午後5時から9時 定休日 毎週月曜日・第1火曜日(月曜が祭日の時は営業・火曜に振り替え休み) エン座のWEBサイトUDONで讃岐うどんブーム再来?映画UDONの公開でうどんブームが少し盛り上がりました。本当はブームというよりはうどん文化が少し注目されたというべきでしょう。もともとブームとは無縁で好きな人は好きという『うどん』ですから・・・日本最古の麺類の現在の位置を見直すきっかけになったと思います。『釜玉』はおそらく全国的な認知を得たと思います。讃岐うどんの面白さも再認識されたのではないかと思います。改めて映画公開後の讃岐に行けばいつものようにうどんを食べている人々に出会います。日常を一生懸命にうどんで支えているうどん屋さんは本当に頭が下がります。美味しいうどんとそれを取り巻く環境に目を向かわせてくれたUDONという映画はその意味でとても面白く観ました。DVDが発売されたらまたうどんが美味しくなりそうです。関連記事 映画UDON観てから読むか読んでから観るか吉田うどんにはまる吉田 みうら つけうどん300円個人的に今年の注目は吉田うどんでした。記事でも触れましたが今年は3回訪問しました。ボリュームがあるため一度にたくさん食べてこられないこともありますが、11時から14時までの営業時間の短さも一つのネックです。まだまだ未訪問のうどん店も多いので2007年も吉田行きは続きそうです。神田のゆやまの閉店は残念でした。都内では唯一といってよいほどの吉田うどんのお店でした。閉店直前の賑わいが忘れられません。吉田うどんの製麺所丸新製麺の工場見学は面白かったです。1日10000食のうどんを作る製麺所ですが吉田で食べるうどんのできかたやお土産うどんの製造工程、そしてその味の良さなど大変参考になりました。讃岐や水沢などとはまた違ったうどん文化のもと吉田うどんの本質的な違いとその多様性を見たような気がします。吉田うどんを取り寄せる武蔵野うどん村山うどん会の旗揚げも今年でした。東村山市の武蔵野うどん復興に続き武蔵村山市の武蔵野うどんも名乗りを上げました。大食い選手権も開催して一気に注目されました。地元でのうどん教室など多彩な催し物での知名度アップが光ります。今後は飲食店関連の充実が期待されます。隣接する所沢市も今年はうどんマップを作って武蔵野うどんのメッカとして名乗りを上げました。郷土食村山うどんを打つ関西うどん2006年1月に関西のうどん屋さんやマニアの集まる新年会に参加しました。大急ぎの旅立ったのでうどん屋さんは数店しか回れませんでしたが関西でも讃岐うどんが人気のようです。古くからの老舗関西うどん店よりも麺で勝負するお店が増えているような気がします。大阪の美味しいものを探し当てる味覚の洗練というか本領発揮というか・・・そのような合理性が感じ取れます。また2007年も訪問予定です。個人的ベスト3・・・良く食べた店名古屋うどん池袋店玉子入り味噌煮込みうどん定食今年個人的に一番食べたうどん店は・・・ほぼ毎週食べた名古屋うどん池袋店でしょう。おそらく味噌煮込みうどんは40杯程度食べているでしょう。(笑)これは巡回コースに入っているからというか、仕事場にもっとも近いからということも有りますが・・・味が期待を裏切らないということが有ります。白ご飯と東京風味噌煮込みうどんの組み合わせ・・・たまらなく美味しい。名古屋式の硬い饂飩ではなくて一度ゆでたうどんです。汁は八丁味噌系です。そしてまたここのご飯がおいしいのです。【名古屋うどん 池袋店】東京都豊島区西池袋1-39-1 宮田ビル１階 （エビス通り）電話：03-3982-0019営業時間11:00～15:30、17:00～22:00 定休日 日曜日名古屋うどんの記事 讃岐うどん すみた人気のかしわざる次に通ったのは十条のすみたでしょうか。いつも仕事帰りに立寄ることが多いのでビール+おでん+うどんのパターンでしょう。季節により食べたいうどんが変わりますがやはり定番、かしわざるが・・・一押しか。【讃岐うどんすみたDATA】東京都北区志茂2-52-8 (2009年3月24日移転)電話03-3903-0099営業時間 火曜－金曜11:00-14:00 18:00-21:00ラストオーダー土曜日・祝祭日 11：00～15：00 うどん売り切れじまい有り。定休日第3日曜・毎月曜 すみたの記事四国屋一番人気の肉きざみうどん次は中野の四国屋でしょう。東京の讃岐うどんの老舗として創業40年以上を誇るお店です。私のお気に入りは肉きざみうどん。ほとんど行くたびにこれを頼みます。その日のお腹の空き具合で大盛りにしたり揚げ餅を載せてもらったり。大きな五目いなりも名物です。場所的に車で行くことが多いのでビールが飲めないのが残念です。【四国屋データ】住所 東京都中野区本町4-36-3電話 03-3380-4598営業時間 11:30-15:00 18:00-翌2:00 売り切れ仕舞い有り休み 日曜祝日四国屋の記事次のページでは2006年印象的なお店・期待のお店を紹介します。12次のページへ
