４月27日OPEN！新丸ビルレストラン情報！(6ページ目)

「レストラン ランス YANAGIDATE」柳舘シェフの新店舗
「LE REMOIS（ル・レモア）」。

青山通りの喧騒から一歩入った閑静な一角にある、シャンパーニュとともに愉しむフレンチで有名な「レストラン ランス YANAGIDATE」。ここのオーナーシェフである柳舘功さんがビストロをイメージして創ったレストラン、それがここ「LE REMOIS」です。

店名の「レモア」とは、シャンパーニュ地方の「ランス」に住む地元っ子のこと。それを象徴するように、店内にはシャンパン一杯から気軽に楽しめる、フランスでも数少ない職人によって造られた手彫りのカウンターがあります。

こちらはスタンディングになりますが、バーのみの利用でももちろん可能。かわいらしいドュミサイズのグラスシャンパンもあります。でも、ここで終わってはもったいない。その奥のダイニングには、フランスの素朴かつ伝統的な地方料理を中心とした柳舘シェフのエスプリ溢れる温かい料理がたくさん用意されているのです。

そのひとつが、ストーブと呼ばれる鍋で出てくる「ニース風サラダ」。オリーブ、トマト、インゲン、ツナ、アンチョビ、赤ピーマン、ジャガイモなどたくさんの野菜が詰まっている、見るも楽しいニースの特産物です。前菜から思わず心がはずむひと品。

そして、お奨めはまだ日本でもあまり知られていない前菜「ウッフ・アン・ムーレ（ポーチドエッグの赤ワインソース ブルゴーニュ風）」。これは、赤ワインで作ったポーチドエッグにお肉や野菜を合わせ、上から濃厚な赤ワインソースをかけて仕上げた逸品。

半熟の黄身をソースにからませながらいただくと、口に入れた瞬間からまったりとした何とも言えない美味しさが広がります。また、下には薄いトーストも敷いてあるので、そちらもソースをたっぷりつけて堪能したいものです。

また、ここの名物とも言えるのが、「鴨のコンフィ」。これは、柳舘シェフがシャンパーニュ地方のランスの「レ・クレイエール ボワイエ」で修行していた時、気に入ってなんと30日間毎日食べ続けた料理。塩漬けにした鴨のモモ肉を、低温の鴨脂で４時間くらいかけてじっくり揚げ、表面をパリっと焼き上げたものです。これを、下に敷いたジャガイモのロティーやカリフラワー、インゲンなど軽くソテーした野菜とともにいただきます。

まさに、これはシェフの原点とも言える味。迫力と快楽を同時に愉しむ一品です。

フレンチは食べるための予備知識がいる気取ったお料理ととられがちですが、みんなで楽しく食べられるスペース作りを心がけているので、ぜひ気負わずにワクワクしながら来てほしいとのこと。

テーブルとテーブルの間は少し狭いですが、それもビストロ風ならでは。フランスでは大っきな男の人達がそんな席に座り、見ず知らずの隣席の人のメニューを覗き込み、「それ、美味しそうだね。なんだい？」などというフレンドリーな会話をくり広げているそう。初めて会った同士なのに、昔からの知り合いみたいに、シンプルで美味しいデザートのブリュレやタルトに舌鼓している姿を浮かべると、なんだかそれだけで微笑ましい気分になります。

そんな気さくな雰囲気を丸の内で表現するのが、この柳舘シェフ新店なのです。

【店舗情報】レストラン ランス YANAGIDATE（まもなくル・レモアもアップ予定）
場所：新丸ビル５F
電話：03-5224-8771
営業：平日・土曜　11:00～23:00（LO22:00）
　　　 日曜・祝日　11:00～22:00（LO21:00）
（ランチ、ディナーのラストオーダーは未定）
ランチ：1,800円～
ディナー：5,800円～
グラスシャンパン：1,300円～
グラスワイン：800円～
シャンパンボトル：8,000円～
ワインボトル：3,000円～
定休：基本的に無休（新丸ビルに準ずる）

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