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PS3新サービス『PS Home』とフラメンコマン

PS3で予定されている新サービス『PS Home』。3D空間でフレンドとチャットやゲームが出来るコミュニケーションツールである。今回は『PS Home』のクローズドベータテストの模様をお伝えしよう。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

PS3では『PlayStation Home(以後PS Home)』と言う無料サービスの開始を予定している。これは自分の分身となるアバターを作成し、3D空間の中でユーザー同士が出会い、ゲームやコミュニケーションを楽しめる、PS3の新しい「遊び場」である。

このサービスは現在クローズドベータテスト中。限られた当選者しか参加できない状態だが、秋にはオープンベータテスト、その後に正式公開という流れが予定されている。

今回はクローズドベータテスト(以後ベータテスト)に参加することが出来たので、『PS Home』の様子を可能な限り具体的に紹介することにしよう。

まずはアバター、頑張って日本人を作ってみた

アップにするとちょっと怖い。
最初に自分の分身となるアバターを作成する。
いくつか用意されたプリセットから微調整していく形で、その中のプリセットのいくつかは日本人向けの顔が用意されているようだ。
目や鼻のパーツを調整して何とか自分に似るよう頑張ってみたが、アップで「これだ」とわかるようにカスタマイズするのはなかなか難しく、それなりのところで断念。
だが『PS Home』内を動き回るくらいまで引いてみると、それなりのところまでは似せられているようだ。

また、開始時には服やアクセサリーの選択の余地があまり無いが、後にマーケットプレイスで購入(ベータテストでは無料)することが出来る。
ゲームスペースのゲームをプレイすることでアイテムが増えることもあるので、言葉は不思議だが「『PS Home』をやり込む」と言うことも可能だ。

夢のマイホームがこの手に

模様替えで悩んでいるとき、家具の配置は意外と役に立つ。もっと種類が欲しい!
アバターの作成が終わると、まずはマイホームスペースに移動する。
家具も何も無い状態だが、オーシャンビューの広々としたワンルームはバケーション気分を盛り上げてくれる。
ベータテストということもあり、マイホームスペースで出来ることは模様がえやフレンド招待といった行為くらいだ。
将来的には入手したトロフィーの公開や写真・映像をフレンドと鑑賞したりと言った機能も想定されているようだが、現段階では限られた家具を配置するのがメインで、招待したフレンドとは、「閉じた空間でゆっくりとチャット」という程度のやりとりとなる。

だが、家具を配置して好きなように部屋をカスタマイズすると言う行為は、コレだけで面白い。
出来れば本物の自宅と似せて模様替えの参考にもしたいところだが、ベータテストでは家具が限られているためあまり凝った部屋には出来なかった。
今後、様々な間取りのマイホームや、有名ブランドの家具などが購入できるようになればさらに楽しめる場所になるだろう。

家具の配置については、現状ではあまりユーザビリティーが高いという印象は持てなかった。一つの家具を配置するたびにメニューを表示させるのが面倒だ。
今後は『まいにちいっしょ』の家具配置程度の利便性を期待したい。

それでは、今回はとりあえず外の世界に目を向けてみよう。
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