和む散歩ルート

更新日:2006年02月21日

葛飾柴又から矢切の渡し 流れ、流され、下町散歩

京成高砂駅から寅さんでおなじみの柴又帝釈天を抜け、江戸川の矢切の渡しまで歩く下町風情あふれる行程。映画と小説の舞台を歩くコース。寅さんのように流れ、流れて、ちょっと切ない散歩だ。

京成高砂駅に集合。読者も参加!

京成高砂駅から出発。「歴史と文化の散歩道」の案内プレートがあり、ふらっと来ても安心
今回は、なんと初の女性読者が参加してくれた。しかも若い女性である。待ちあわせの場所である京成高砂駅の改札を出ると、すでにNくんと女性読者の中瀬さんがいた。メルマガで情報配信していた成果が現れつつある。

きれいな女性だ。Nくんもなんだかうれしそう。僕もうれしい。しかも、きょうの散歩はずっと行きたかった、映画「フーテンの寅」シリーズの舞台となった柴又を歩くのである。なんとなくウキウキ。

「それじゃ、さっそくランチでも食べようか」

と言うと、Nくんは

「あ、いいとこ見つけてあるんですよぉ。でもね、先に柴又七福神のひとつに行きましょう」

と言う。いつものように早めに来て、周辺を調べてくれたようだ。柴又七福神をめぐりたいと言ったためだろうか。しかし、柴又七福神をめぐることは、このあとすぐに頓挫。結局、散歩の最初と最後だけで、二福神。

読者の中瀬さんと、七福神のひとつ「寿老人」の観蔵寺で今日の散歩の無事を祈る
京成高砂駅の改札を出て左側の階段を下りると、そこには、「歴史と文化の散歩道」の案内プレートがあった。これまでも何度かこのプレートに遭遇したが、散歩者にとっては、本当にありがたいものだ。見れば「柴又コース」というのがある。まさにここ京成高砂駅から矢切の渡しまでの行程。今回、我々が歩く道とは少し違うが、参考にはなる。

読者の中瀬さんにきょう歩くコースなどを説明し、僕たちは線路沿いの道を青砥駅方面に歩く。しばらく歩くと、七福神のひとつ「寿老人」の観蔵寺。杖を持った老人の寿老人は、長寿延命の神様なのだそうだ。小さなお寺である。ここで、きょうの散歩の無事を祈願する。

出た!下町グルメの王様 大盛りナポリタン

(上)出た!大盛りナポリタン!下町グルメの王様だ (下)牡蠣フライ。この季節はぷりっと身がひきしまってうまい!
さて、道を戻り、「ヨシイ」というレストランに入る。昭和30~40年代にはきっとハイカラであったろうと思えるレストラン。時が止まったかんじが実にいい。表から見るとさほどこじんまりとしたお店に見えるのだが、2階があって、そこは思った以上に広い。

中瀬さんはハンバーグ、Nくんはナポリタン大盛り、僕は牡蠣フライ。みなさんのも少しずつもらって食べたが、いやぁ、どれもおいしい。特にナポリタンなんて、懐かしくて涙が出そうだ。いや、出ないけど。

さて、お腹いっぱいになったところで柴又駅をめざす。
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増田 剛己

散歩に関するコラムを執筆してきたガイドが都市遊歩の新しいスタイルを提案します。

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