取り付け開始!
 |
| まずは自分のセッティングを決めましょう! |
それでは実際に取付ける際の手順を見ていきましょう!
1、自分のセッティングを決めるまずは上記の説明を参考にして、自分のセッティングを決めます。例えば、
レギュラー
アングル 前21、後6
スタンス 53センチ前後
と決めます。説明はこのセッティングで進めてきます。
 |
| 前後ディスクの中央から中央がスタンス幅になります。 |
2、スタンス幅を計るセッティングを決めたら、まずはスタンス幅から調節します。
ボードに付けられたインサートホール(ネジ穴)は、スタンス幅の調節ができるように幾つか並んでいます。(4×4、4×2などメーカーやモデルによってその数は違う)
ですので、はじめにバインディングのディスクプレートだけを取り出して、前後を合わせた時のスタンス幅をメジャーで計ってみましょう。計るのはディスクプレートの真ん中から真ん中です。そして53センチ前後のスタンスになるところに決めます。
 |
| 後ろディスクの中央からテールまでを計ります。 |
スタンスを決めたら、次は後ディスクの中央からテールまでの長さを計ります。(今回47センチ)
同様に前ディスクの中央からノーズまでの長さを計ります。(今回50センチ)この結果を見ると、ノーズ部分の方が3センチ長いことがわかります。このようにボードの中心ではなく、少しテールよりに乗るようにセットすることを「セットバック」と言います。(今回のボードはノーズとテールが同じ形をしたツインチップです。)
 |
| 前ディスクの中央からノーズまでを計ります。 |
セットバックは、それぞれのボード特性により違います。例えば、ボードの形にはツインシェイプとディレクショナルシェイプがあると
「ボードの選び方」で書きましたが、テールよりもノーズの方が長い構造のディレクショナルシェイプでは、インサートホールがはじめから中心ではなくテールよりに下げて(セットバックされて)設置されていることが多く、もともとボードのテールよりに乗るような構造になっています。
ボードの説明書には必ずスペック表(ボードのサイズ詳細)がありますので、セットバックの幅も確認しながらセッティングできるといいでしょう。
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、覚えておいて欲しいのは、「メジャーで計った時に、ノーズ側がテール側よりも短くならないようにする」ということです。ボードのノーズよりに乗ってしまうと、単純に滑りずらいです。こうして文章で読むと複雑そうに思うかもしれませんが、実際メジャー片手に作業してみると全然簡単です。自分のボードで色々試案してみて下さい。セットバックなどわからないことがあれば、購入ショップで聞いてみるといいでしょう。
 |
| 上から見るとしっかりと角度が入っているのがわかりますね。 |
3、アングルを調節するスタンス幅が決まり、バインディングを取付けるビス穴が決まったら、次はアングル角度を設定します。
バインディング本体にディスクプレートをはめ込むと、ディスクには矢印が記されていて、ベースプレートの方には3度刻みで目盛りがふってあります。アングル角度はその矢印と目盛りを使って調節します。
 |
| ディスクには矢印が、ベースには3度刻みで目盛りがふってあります。 |
今回は、前21度、後6度に合わせて、ビスを付けます。
これも実際にやってみるとすごく簡単ですので、やってみて下さい。
 |
| ドライバーを使ってつま先のはみ出し具合を確認します。 |
4、センタリングをチェックするアングル調節の次はセンタリングのチェックをします。
アングルを合わせたら、ディスクのド真ん中のビス穴を使ってとりあえず簡単に仮止めをします。そしてバインディングにブーツをはめ込んでみて、ブーツがボードの中心に乗っているか確認します。
 |
| 同じようにカカトのはみ出し具合も確認します。つま先とカカトが同じぐらいの角度であればオッケーです。 |
確認の仕方は、テール部分からボードを覗き込んで見て下さい。つま先側とカカト側のブーツのはみ出し具合がわかります。見るだけではわからなければ、写真のようにドライバーではみ出てる部分の角度を計ってみるのも一つの方法です。つま先側とカカト側が同じくらいの角度になればオッケーでしょう。
 |
| つま先側のビス穴を使うことで、バインディングをカカト側に下げることができる。 |
 |
| 逆にカカト側のビス穴を使えば、バインディングをつま先側に上げることができる。 |
 |
| セッティング完成です。 |
また真ん中に付けた時、つま先側に寄ってしまっている(つま先の方がいっぱいはみ出ている)場合は、ディスクのネジ穴をつま先側にズラし、バインディングの位置をカカト側に寄せる必要があり、逆にカカト側に寄っている場合はディスクのネジ穴をカカト側にズラし、バインディングをつま先側に寄せる必要があります。センタリングを調節したら、最後に仮止めしていたビスをしっかりと締めてセッティングは完了です。お疲れさまでした。
実際にやってみると簡単です!
すべにマイボードを持っている人は、とにかく実際にマイボードでいろいろ試してみて下さい。「セッティングを変えたら前より滑りやすくなった」というのは本当によくある話です。ちょっとめんどうな作業に思いがちですが、実際にやってみるとすごく簡単。「上達して喜んでいる自分」を想像して、ニヤニヤしながらやってみて下さい。
また、まだマイボードを持っていない人や、スノーボードを始めたばかりでよくわからないという人は、「スノーボードで楽しく滑るには、セッティングも大切」ということを覚えておいて下さい。
スキー場でボードをレンタルする時、自分にあったセッティングに調節してくれるところは少ないと思います。セッティングの大切さや正しい取付けを少しでもわかっていれば、自分で直すこともできるし、レンタルスタッフに調節してもらえるか聞くこともできると思います。
間違ったセッティングのボードに乗っていたら、うまく滑れないのが当たり前で、うまく滑れなければスノーボードの楽しさは半減してしまいます。正しいセッティングでスノーボードを始めて、「滑る楽しみ」「うまくなる楽しみ」を目一杯味わいましょう!
 |
| 赤いお店が目印。靖国通り沿い駿河台下交差点のすぐ近くです。 |
【取材協力】
スポーツファッションのMinami
神田REDS店
http://www.minami.co.jp/index.jsp〒101-0052
千代田区神田小川町3-6-16
伸幸ビル1F(Yahoo!地図情報では
ココ。JR「お茶の水駅」より徒歩10分。都営新宿線「小川町」より徒歩3分)
TEL : 03(3295)5871
FAX : 03(3295)5872
Mail :
reds2@minami.co.jp