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HOW TO スノーボード (3)ギア選び ギア選び 【ボード編】

「何を揃えればいいのかわからない」「どうやって選べばよいかわからない」などなど気になることや不安を解決!思い切って始めてみれば楽しいこと間違いナシ!今回はボード編

執筆者:清原 幹也


ボードは大きく分けてアルペン系モデルとフリースタイル系モデルに分けられ、大きく滑りたい、早く滑りたい、エアトリックをしたいなどの目的別で長さや柔らかさなどそれぞれボードには特性がある。
自分のやりたい方向性をある程度考えてから購入するのがベスト。

自分に合ったボードは上達も早く、楽しいスノーボードができるので、自分に合ったボード選びができるよう参考にしてください。

ボード選びのPOINT
ボードの長さは、ボードを自分の横に立ててみて、ボードの先がだいたい自分のあごから鼻の位置にくる位の長さがだいたいの目安で、身長ひく10~20センチぐらい。
長さは、スタイルや体形によっても違ってくるので参考程度に。
体重の重い人はやや長めのボードを選んで、脚力の弱い人や女性の人やトリックにも挑戦したいという人は少し短めのボードを選ぶと扱いやすいでしょう。
ボードの長さの単位はセンチ。ボードの説明書きに152とあったら、152センチの長さのボードということ。

ボードの幅は、広めだと安定性があり、細めだとスピーディーにターンの切り替えしが可能。


バインディングを取付け
ている部分のボードの幅が細過ぎてブーツがボードよりはみ出してしまっていると、つま先やかかとがターンの時にドラグ(引っかかる事)してうまく滑れなくなり、逆に太過ぎると加重しにくく曲がりづらくなる。ブーツのつま先とかかとが、少しだけボードから出ている位がベストなので、ブーツとバインディングとボードを合わせてチェックも忘れずに。

ボードの硬さ(フレックス)は、柔らかいボードの方が初心者の人向き。柔らかいボードは操作性がよくターンがしやすく、あまりふんばらなくても連続したターンがしやすい。硬いボードは反発力があるため、エアートリックでは高いエアーを出すことができ、高速時に安定する反面、脚力が必要になってきますよ。

ボードのねじれ(トーション)は、ボードの柔らかさと同様で小さいと安定性があって反応が良いので上級者向きといわれている。ねじれが大きいとターンしやすいので初心者の人にはねじれが大きい方が扱いやすいですよ。初めてボードを購入するときは、トーションにあまりこだわらなくてもボードが硬いか柔らかいかを意識したほうが良いですよ。

硬い柔らかいの見分け方法は、板をタテに立てて頂点を持って下方向に力を加えてみると柔らかいボードは以外としなるのがわかるはず。いろいろ試しているうちに柔らかいボード、硬いボードが結構、わかってくるはず。不安な人はショップの店員さんに聞くのが良いですね。

ボードの重さは、重いとその分ボードをコントロールするのに力が必要になったり、リフトではボードの重さで足に負担がかかるので初心者の人は軽いものの方が扱いやすいですよ。

グラフィック(板に描かれた絵)から先に選ぶのではなく、自分に合ったボードの中から好きなグラフィックを選ぶのが良いけれど、とても気に入ったグラフィックがあれば、極端に合わないボードでない限り、グラフィックでボードを選ぶのもスノーボーダー。楽しく気持ちよく滑る事が第一なので。

大手ブランドのバートンやサロモンなどには初心者用にボードを開発していて、値段も安めに設定している。でもここで注意!ディスカウントショップ等で安いボードが売っているけれど、この中には正規代理店のボードではない並行輸入もののボードがあり、安い反面、メーカー保証が効かない。
安さをとるか保証をとるか購入するときは自分で選ぼう。
おすすめは信頼のおける保証がある方。
平行輸入のものでも何度も何度も壊れることはないけれど、いざという時や滑っていたらよく起こるエッジ剥離やビス穴の故障なども保障がきかないので、ボードにメーカー保証がついているかチェックしよう。
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