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更新日:2001年02月25日

一般の卓球愛好者に向けて 40ミリボール対策はビジョンから

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ルール改正に伴い、国内でも4月から「40ミリボール」が使用されます。すでに実戦で使っているトップ選手はスピードや回転の減少を指摘していますが、一般愛好者の賢明な40ミリ対策とは?!

遅ればせながら、日本にも本格的な40ミリボール時代が到来します。

国際試合では、すでにシドニー・オリンピック後の昨年10月から40ミリボールが使用されており、ヨーロッパ各国でも国際ルールに合わせてニューボールへの切り替えが進んでいました。

ところが日本では、40ミリボールの採用に異を唱えた経緯があるためか、国内試合への導入は昨年暮れの全日本選手権と大幅に遅れました。しかも、その後もトップレベルの大会を除いては38ミリボールが使われていますが、4月からようやく市民レベルの大会でも解禁になります(ただし、中学生以下は来夏まで38ミリボールを使用)。

かなり前から市販されているにもかかわらず、40ミリボールの「おあずけ」を喰らったため、完全にニューボールに切り替えて練習している一般愛好者は少ないのではないでしょうか。

そこで40ミリボールを簡単に紹介すると、38ミリボールに比べて打球スピードが落ち、回転量も減るという特徴があります。すなわち、打球の威力が衰えるのです。必然的に、いままで以上にラリーがつづきやすくなるわけで、ここに今回の改正の狙いがあると言えます。

卓球は、技術の向上、用具の進展とともに、ボールのスピード、回転を目覚ましく飛躍させました。それゆえ「3球目攻撃」という用語に象徴されるように、ラリーの回数は減少してしまったのです。

かつて1点決まるのに2時間を越すラリーがあったと言われていますが、そこまで牧歌的な試合ならともかく、大方のファンにとってラリーのつづかない試合はあまり楽しめるものではありません。サービスエース応酬のテニスみたいに。

つまり、40ミリボールの採用は観る側に立った改正なのですが、それによってプレーする側に大きな影響を及ぼしているようです。

(執筆者:壁谷 卓)

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