ロフト角とライ角について
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| ソールとシャフトの延長線が形づくる角度がライ角。方向性やスイングに大きな影響を及ぼす |
クラブのソールとフェースが形作る角度がロフト角。ソールとシャフトが形作る角度がライ角。ロフト角は距離を打ち分けるために、アイアンでも最も重要な要素です。ライ角はゴルファーの体格やスイングと打球の方向性に密接な関連があり、自分にあったライ角のアイアンを使用することがアイアン選びで最も重要なポイントの一つです。
ところが、工業製品であるゴルフクラブは個体差が存在し、それは場合によってはロフト・ライ角の誤差となって表れます。そのためメーカーのカタログに記載されているスペック表の数値とは異なる場合があります。ロフト・ライ角の誤差は、メーカーでもプラスマイナス1度(最大で2度)程度の誤差は許容範囲と考えられています。そのため1度程度の誤差は、ほとんどのアイアンセットに存在しているのが現状。
非常にショッキングな話ですが、ガイドのこれまでの経験では最大で5度の誤差があるアイアンがありました。番手間のロフト角の差は通常3~4度なので、正確な飛距離差など望むべくもありません。また本来短くなるに従い大きくなっていくライ角が番手間で逆転しているものもありました。当然、方向性に重大な影響があり、場合によってはスイングを壊してしまう要因にもなります。
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| ロフト・ライ角の調整器具。素材の軟らかいアイアンに限り2度程度調整可能 |
クラブの個体差とそれに伴う誤差の問題は根が深く、今のところあまり良い解決策がありません。素材が軟らかく、ネックを曲げるのに適している軟鉄鍛造アイアンなどでは、専用の調整マシンを活用してロフト・ライ角の微調整を行うことが可能です。プロゴルファーなどはこうした形でシビアなセッティングを行っています。
もし使用しているアイアンで、番手間の距離がきちんと出なかったり、ある番手だけ方向性が悪い場合は、ロフト・ライ角が計測可能なゴルフショップに相談することをお勧めします。大抵の場合は、クラブに問題があるようです。ミスショットも一概に腕のせいとは言えないのです。
ゴルフクラブ選びはなかなか奥深く、正解を見出すのが難しいものですが、こうした知識を身につけることによって、クラブによる失敗を防ぐことにつながります。初心者ゴルファーも上達のため、クラブ選びにこだわってみましょう。はまるとさらにゴルフの魅力に取りつかれることと思います。
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