「あの動きでキン肉マンのマスクを被ってMMAやったら、すごいことになりそうだなって(笑)」
——新日本プロレスで、昔にあった平田選手がキン肉マンになるという話しも、オフィシャルではないんですよね?「違いますね。あれは、猪木さんが僕たちに会いたいってことでしたけど、あの頃はタイガーマスクがいなくなった頃なんですよ。そしたら、キン肉マンをリングに上げるという話しをされて。
でも、タイガーのキャラクターにしても、佐山聡さんが凄かったわけですよね。また、三沢さんなんかも何のマスクを被っても活躍されたと思うんですけど、タイガーマスクを被ったがためにプレッシャーになったりとか。そういう意味では、キン肉マンに相応しいレスラーが出てくるまでは、ちょっと無理かなって思ったんですよね」
——そうだったのですね。「そしたら、時代はどんどん流れ、UFCに、何でもアリという風になってきますし、プロレスというよりも総合格闘技がきてしまうわけですよね。でも、何にしても、キン肉マンが負けるわけにはいかないですし、5年くらい前から選手を探し始めましてね」
——えっ、そんな前から具体化していたのですか?「マルセロ・ガッシアをキン肉マンにしようとした時もありましたね(笑)」
——えええっー!?「はい。あの動きでキン肉マンのマスクを被ってMMAやったら、すごいことになりそうだなって(笑)」
——それは驚きました。でも、昨年末、大晦日のK-1 Dynamite!!には、キン肉万太郎が出場しましたよね。関係者の方の中には、出場を反対した方もいらっしゃったと聞きましたが、先生が“少しでも盛り上げたい”というお気持ちと、“リスクを考えて勝負に出ない選手があまりに増えてきた現状”に対して、最もリスクが大きいであろう万太郎に勝負をさせたかったというお話もありましたよね。「MMAですから、負けることも絶対あるわけで、そこから見えてくるものもある筈だし、やっぱり盛り上げたい一心ですよね」
——個人的なリスクだけで対戦を回避するような選手が増えている昨今、負けたら一番リスクある人(キャラクター)が先陣きって出ていったという・・・。「万太郎だって、ケビンマスクに負けてますし、キン肉マンだってカメハメに負けてるわけです。負けて光る選手だっているんですよね。でも、やっぱり反対はされました。スポンサーもいっぱいついてますからね」
——我々ファンがキン肉マンに恩返しをしたいと思うように、先生も“プロレス・格闘技界に恩返しをしたい”と常々おっしゃっていますよね。「そうですね。キン肉マンファンがいても、皆さんが皆さん、プロレスが好きかどうかは分からない。プロレスを観たことないという人も沢山いますからね。昔は担当編集になる人って格闘技を好きだった人なんですけど、今は、あまりそうでもない人が就いたりもしますし」
——でも、そこは勉強しておいてほしいところでもあります(笑)「厳密にはプロレス漫画ではないんですけどね。29周年でキン肉マンだけが盛り上っても、プロレス界や格闘技界が盛り上がらないことには仕方ないなって思いますよ」
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後編に続く>
『キン肉マニア2009』大会概要
日時:5月29日(金)17時30分開場/19時開演
会場:東京ドームシティ・JCBホール
主催:キン肉マニア2009実行委員会
問合せ:キン肉マニア2009事務局 03-5275-2929
※土日祝日を除く平日10時から17時
チケット発売:ローソンチケット他
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