文章:川頭 広卓(All About「プロレス」旧ガイド)
“同じカードを年間6~7試合やったって構わない”
【前号はコチラから】——さて、そういえば、先日、先生とお会いすることを新日本プロレスの某関係者の方に伝えたら、すごい羨ましがられたのですが、その中で「先生に興行ポスター描いて頂くことってできるんですかね?」と訊かれました。みのも:全然描きたいですよ。
——でも、このトークの中で、新日本のことを言えなくなっちゃいますね(笑)みのも:新日本は今、応援しかしてないですよ。本当に。さっきも言いましたけど、中邑とかね。でも、中邑には今の動きを変えて、ドリーファンク・ジュニアのような動きになってほしいよね。ラリアートとかじゃなくて、巻き投げとかさ。
マネ:力技にいってしまってますよね。
みのも:技師の方がカッコよかった。
——私も、昔のように“耐えて、耐えて、最後に腕十字”といった戦い方。その方が気持ちが入るというか、想い入れが生まれました。みのも:“ウォー”って言いながら、ラリアットをされても、あまりピンとこないんですよね。
マネ:他に大きい選手がいないというのもありますよ。
みのも:ジュニアだって90(190cm)あったもんね。あの身体で技をバンバン決めて、クールに戦えばカッコいいと思うんだよ。棚橋はあれはあれでいいと思うんだけど・・・。
マネ:棚橋はちょっと小さいかなぁ。
みのも:今の新日本なら、中邑エースは難しいの?
——でも、今年の流れを見ていると、二人でしかタイトルマッチを回せないのかなという印象もあり、駒不足感を感じたりもするのですが・・・。マネ:いやいや、二人で回しちゃえばいいんですよ。昔みたいに。猪木や馬場がチャンピオンで、たまにレイスやブッチャーが出てきたり。芯を決めちゃうんですよ。同じカードを年間で6~7試合やったって構わないと思いません?
みのも:長州と天龍の7番勝負ってあったじゃない?
マネ:3試合で終わりましたけどね(笑)
みのも:それでもいいよね。年間通して二人だけで。
マネ:他にいなければ、とってつけたような選手に挑戦させても面白くないんですよ。
——例えば、ノアでも“明らかに獲らないだろう”っていう選手がGHCに挑戦する。で、その選手も、一シリーズだけは頑張るんですけど、こんな見せ方やストーリーが今のファンに通じるわけがないと思うのです。みのも:中邑はまだ固まってない部分があるでしょ。だから、まずは棚橋と中邑の戦いを確立しちゃって、その上で他団体にいけばいいのにと思うことはありますよね。そっちの方が試合が面白くなるでしょ。
マネ:新日本でファンの期待を背負っているのもあの二人なんだし。