文章:川頭 広卓(All About「プロレス」旧ガイド)
「ハートを込めてやっていれば(結果が)分かってても面白い」
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| 『プロレス・スターウォーズ』著者・みのもけんじ先生は、「プロレスの大会ポスターを描いてみたい」とのこと。ご覧になられた団体関係者の方は、是非とも検討されてみてはいかがだろうか? (C)kawazu |
【前号はコチラから】——それは、NWAを思い起こさせるような面白い発想ですね。マネ:そういえば、秋山が王者のときには、雅央を出したりとかしていましたけど、僕はあれは雅央引退の花道なのかって考えちゃいましたよね。田上も功労者だから、一回くらいは(王座を)獲るだろうとか・・・。
——勝敗予想にしてもそうですが、何かの逆算になっているのは悲しいです。マネ:でも、それは30何年、見てたら分かっちゃいますよね(笑)。
——そういえば、今年の1.4新日本プロレスのドーム大会で、試合前に勝敗予想をしたら、全て当たってしまいました。これほどまでに“読めてしまうプロレス”でいいものなんでしょうか?みのも:それは昔からでしょ?
マネ:タッグマッチなら、誰が誰をおさえるかまで分かっちゃいますよね。
みのも:分かってもいいのよ。本当にハートを込めてやっていれば、分かってても面白いの。
マネ:根本には格ってものがあるじゃないですか?いわば先輩後輩なんだから、“コイツ負けるんじゃないかな?”でもいいんでけど、その中でも、どこまで戦いを見せてくれるかですよね。
みのも:昔のファンクスやブロディのときでも、周りは“やれドリーが負けて”とかいう人もいたけど、試合がはじまっちゃえば、二人とも勝ち気満々でやるわけでしょ?最後は両者リングアウトで終わったとしても、皆、満足して帰ってきましたよ。
——予想云々というのは、昔から変らなかったと?みのも:そうだよ。馬場、猪木のときも、“通”ってよばれるファンの人はさ“藤原がニヤリと笑ったから、わざと負けてやった”とか、色々深読みして話していたよね。
——でも、あまりネガティブな感じの予想ではなかった気もするのですが?マネ:確かに“どうせこうだろ?”みたいなものというよりは、単純な勝敗予想みたいなものに近かったのかもしれませんね。
みのも:楽しんではいましたよ。でも、実際に内部のことなんて全然知らないしね。
マネ:本人に聞いたわけじゃないですから。
—— 一概にはいえないかもしれませんが、いわゆる昔のファンの方々というのは、暴露本などをどう受け止めたのでしょうか?みのも:でも、あの時燃えた人達からすれば、“そうだったんだ”ってなくらいでしょ?“なんだ騙された”なんて思う人は僅かで、楽しませてくれたって人の方が多いと思うよ。