文章:川頭 広卓(All About「プロレス」旧ガイド)
『キン肉マン』が、生誕29(ニク)周年!
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| 『キン肉マン』が、今年で生誕29(ニク)周年。小学生時代から続く、ゆでたまご 嶋田先生(左)&中井先生(右)のタッグは、37年にもなるという |
1979年より、集英社「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、当時の子供達を中心に一大ブームを巻き起こした国民的人気漫画『キン肉マン』が、今年で生誕29周年を迎えた。
現在も、集英社「週刊プレイボーイ」では、キン肉マンの息子、キン肉万太郎が活躍する『キン肉マンII世』が連載されており、早いものでこちらも今年で10周年。数年前には、テレビ東京でアニメ化も実現し、初代キン肉マン同様、テレビに漫画に玩具にゲームと、その人気は衰えることを知らない。
そんなキン肉マンの生誕29周年。「29=ニク」という語呂は、なんともキン肉マンらしさに溢れ、ウイットに富んでいる。日本記念日協会からは、“29日の金曜日”を「キン肉マンの日」(2008年は2月と8月)として認定され、まさにメモリアルイヤーとなった今年は、記念イベントの開催はもちろん、12月にはTVシリーズ全184話に、劇場版全7作品が完全収録された「完全予約生産限定 キン肉マン コンプリートDVD-BOX」が発売されるなど、30~40代に成長した“あの頃の子供達”にとっては、童心にかえることのできる喜ばしき一年となった。
漫画界初「キン肉マン記念日」とは?
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| 日本記念日協会から認定書を授与された嶋田先生&中井先生。プレゼンターは、数多くのキン肉マンTVシリーズを手掛けた田宮武プロデューサーが務めた |
さて、漫画界では初となった「キン肉マンの日」。この制定には、どんな経緯があったのだろうか?
そもそも、日本記念日協会では、登録制度を採用している。従って記念日の制定には、協会への申請、そして、審査を経て承認を得る必要があるのだ。
関係者の話によれば、当初は2月29日(金)をその日にするといったアイデアもあったそうだ。しかし、閏年は4年に一度、その上、金曜日となる日は、28年に一度しかないことから却下となり、最終的には日付と曜日を掛け合わせた29日の金曜日に決まったという。
また、日本記念日協会代表・加瀬清志さんの話しによると、「既に400件以上の記念日を認めていますが、ウルトラマンの様なキャラクターの日はあっても、漫画のヒーローというのは初めてですね。(29日の金曜日という設定に関しては?)日付と曜日で記念日を決めた例は非常に少ないです。(キン肉マンの日を発表してから)問合せも沢山頂きました。“本当なんですか?”というものから、“他のキャラクターの記念日はないんですか?”といったものまで、メディアだけでなくファンの方からも多かったですよ」と、丁寧に教えてくれた。
キン肉マンのみならず、他のキャラクターにまで問合せが及ぶのも、登場人物の存在感が強く、その認知度が圧倒的に高いキン肉マン・シリーズならではなのだろう。
ちなみに余談となるが、加瀬さんはこうも付け加えた。「格闘技の記念日を作りたいんですよ。以前、力道山がプロレス団体を旗揚げした日を記念日にするという話もあって、現実味を帯びたんですけど、実現には至らなかったですからね」と。
記念日を好む日本人だけに、記念日の制定は、一つのビジネスチャンスとも言える。この機会に名乗りを挙げる、団体、イベントは、果たして現れるのだろうか?