9年連続200本安打。新たな極みに到達したイチロー
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| 9年連続200本安打を達成したイチロー。まさに「歴史を掘り起こす男」になっている |
9月6日(日本時間7日)に日本人選手初となる大リーグ通算2,000安打を達成したマリナーズ・イチロー外野手(35)が、9月13日(同14日)のレンジャーズ戦ダブルヘッダー2試合目に大リーグ初の9年連続200安打も達成した。開幕前から目標に掲げられていた2大目標の達成で、イチローは新たな極みに到達した。
今までにない厳しいシーズンとなっていた。昨年までのメジャー8シーズンで16試合しか休んでいない男が、今季、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での激戦の疲れからか、胃潰瘍を患い、開幕から8試合を欠場した。8月には選手生命を奪いかねない左ふくらはぎ痛に悩まされて、またも8試合を欠場。8年分の16試合という数字が、今年のイチローの苦悩を物語る。
積み重ねたヒット(結果)で批判を封印
そんな中での偉業達成。天才がコツコツと努力を重ねた結果だと断定するには、あまりにも短絡すぎるだろう。
メジャーデビューを果たした2001年、イチローに対する批判は我々が思っていた以上に多かった。豪快なホームランか、豪速球による奪三振に最大の魅力を感じて球場に足を運ぶファンにとって、イチローの放つ内野安打やバントヒットを認めようとする寛容さはなかった。それより、1番打者なのに四球を選ばず、悪球にも手を出すイチローのスタイルを否定していた。メジャーでスーパースターになるほど、個人記録よりチームの勝利を優先する姿勢を尊ぶ気持ちが強かったからだ。その声をイチローはコツコツとヒットを積み重ねることによって、年々封印していった。