試合内容を左右する誤審。発生するのはわかっているが…
ところで……。27日に行われたラウンドオブ16の2試合では、疑惑の判定が勝敗に大きな影響を及ぼした。現地時間の16時にキックオフされたドイツ対イングランド戦で、ゴールラインを割ったランパードのシュートが認められなかったのだ。0-2から1点差に詰め寄り、攻勢を強めていたところでの不運である。2-2のタイスコアで前半を終えていたら、試合の行方はまったく違うものになっていたはずだ。
続くアルゼンチン対メキシコ戦では、アルゼンチンの1点目が明らかなオフサイドだった。結果は順当と言っていいものだが、メキシコからすればやりきれないだろう。ハーフタイムには両チームの選手とマラドーナ、それに審判団がもみ合うシーンも見られた。
判定が物議を醸すのはW杯に限ったことでなく、機械ではなく人間にジャッジをゆだねている以上、誤審はどの試合も内包するリスクである。しかし、当事者からすればたまったものではない。日本対パラグアイ戦で同じようなことが起こったら、僕は許せない。たとえ判定が覆らないとしても、何もせずに受け入れられるはずがない、と思う。イングランドとメキシコの痛みは、他人事でなかった。
<関連記事>
対パラグアイ戦 韓国が示した二つの教訓