文章:小野寺 俊明(All About「日本代表・Jリーグ」旧ガイド)

東アジア選手権の第1戦。日本は北朝鮮と今年3度目の対戦。前半27分に大きなミスが続き失点、その後猛攻を仕掛けるも1点を取り返せず敗戦した。現地の元川悦子さんからマッチレポートとジーコ監督、各選手のコメントをどうぞ。写真は大田ワールドカップスタジアム)
<INDEX>
1P ジーコ監督・キム・ミョンサン監督コメント
2P 玉田・田中・宮本・大黒・遠藤・加地選手コメント3P 日本vs.北朝鮮戦 マッチレポート前半戦4P 日本vs.北朝鮮戦 マッチレポート後半戦<男子順位表>
1位 北朝鮮 勝ち点3(1勝)得失点差+1
2位 韓国 勝ち点1(1分)得失点差 0
2位 中国 勝ち点1(1分)得失点差 0
4位 日本 勝ち点0(1敗)得失点差-1
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●7月30日 北朝鮮戦、前日練習の模様●7月29日 日本代表、初練習の模様●開催都市スタジアムガイド————————————————————————
ジーコ監督
「毎試合勝ちに行ってるから、悔しい敗戦だ。立ち上がりからボールは回ったが、シュートの精度を欠いた。あれだけ打ってワクに飛んだのが田中達也の1本だけ。こちらが気を抜いてプレーした1回のチャンスを相手は確実に決めた。その後、相手は頑なに守り、日本のシュートが入らないという状況がぶつかってしまった」
……Jリーグと合宿の疲労があったのか?
「確かにワールドカップ予選からコンフェデレーションズカップ、Jリーグの日程で準備期間がなかった。しかしそういうことを言える状況ではない。どういう状況でも勝たなきゃいけない。疲れもあったのか、シュートの精度欠いたことが大きかった。北朝鮮には運動量の豊富さと気迫があった。どのチームもそういう気持ちでのぞんでくる。それを跳ね返していかなければいけない。そういう術を身に着けないと、こういうことが起こることはありえる」
……北朝鮮は以前と比べてどうなのか?
「こちらもメンバーが変わっていた。しかし彼らにはチーム全体の気持ちの強さ、運動量、気迫が前より強く感じられた。あれだけ日本が攻めてもゴールが入らなかったし、相手はこちらのミスを得点にすぐ結びつけた。気迫と積極性が大きな違いだった」
……決定力が上がらないのは選手のせいか、トレーニングの問題か?
「やり方は間違っていない。リードされ、精神的に押し込まれた時のバランスが悪い。焦らないことが大事。日々練習を続ける必要がある。今日の試合もチェックして選手に伝えたい。やり方が間違っているとも選手が悪いとも思わない」
……今日の結果を受けて、あと2戦のチームを変えるのか?
「2日のうちに疲労を確認して話し合いをするつもり。コンディションによっては変える場合もあるが、ゆっくり時間をかけて考えたい」
……初戦に負けたが、あと2試合で選手にどういうリアクションを期待しているのか?
「どの大会も初戦で負けると厳しい。北朝鮮で勝った時、得点を決めた時の喜びようがすごかった。どれだけ日本に勝ちたいと思っているのかということを選手が感じた。これからも相手がそういう気持ちでくるし、さらに質の高い相手がくる。精神力が強くないと自分たちのサッカーができない。口で言うより自分で感じた時によさは発揮されるものだ。明日選手とじっくり話したい」
キム・ミョンサン監督
「今日はとても興奮した。熱狂的に応援してくれた同胞に感謝したい。李漢宰の交代については、自分のスペースを守れずに相手にキックを許したので代えた。
(8月4日に12年ぶりに韓国と対戦するが?の質問に)同じ民族同士の勝負は意味がないという人もいるが、親子でやっても勝負は勝負だ。優勝に関しては、目標は高い方がいい。今日第一歩を踏み出したところ。今回の若いメンバーは2006年、2008年、2009年を考えてこうなった」
●玉田・田中・宮本・大黒・遠藤・加地選手のコメントは次ページで