西紀寛選手
「芝がヒドイのは言い訳。何となく勝っているし、それだけの強さはある。でも、こんなに守らずに、攻めたい。やっぱり守ると苦しくなる。僕の場合は特にそう。ここまで来たんだから、決勝で勝たないと意味がない」
加地亮選手
「ケガした部分は打撲です。交代はそれとは関係ないと思う。攻めないといけない展開だったし。内容的には10人になった後もよかった。10人になってからも、4枚に変えたことで、10人になっていることを感じないで戦えた。サイドに張り付く選手がいたという印象はない。そんなに感じなかった。3-4-3っぽい形だったし、4バックにしてから落ち着いた感じはある。3トップに対しての4バックだったから。3-5-2だとスペースが結構できてしまうんで、スペースを埋めることが重要だった。先に失点してしまうのはどうしてだろう?大きな問題はなかったのに、最後にちょっとしたミスが出てしまう。トーナメントという緊張感があったのかもしれない。負けると終わりだから」
中村俊輔選手
「120分の試合は、あーあという感じ。どうしても最初の時間帯に点を取られてしまうよね。だけど、セットプレーはだいぶ形になってきた。それは強み。あとはちょっとしたパスミスから2点目を取られたこととか、相手の速攻の守備でミスをしてしまったりするあたりを修正しないといけない。ワールドカップ予選を含めてやらないといけない。0-1で10人になったのはキツイね。負けていたし、ジーコもFWを減らしたくなかったんだと思う。中盤は1人少なくなったから、すごくキツかった。オレは人一倍走ってゲームを落ち着かせないといけなかったし。1人減ってやりたいサッカーのプランが崩れたのはあるけど、向こうも足が止まったし、玉田がいいゴールを決めてくれて、まあ理想の展開だったんじゃないかな。浩二(中田)の1点目はスロバキア戦でフクさん(福西)が決めた時みたいにできた。形になっているし、自分も思ったところに蹴れている。自分が決めた場所に蹴ったら、入り込むのは中の選手の仕事だから」
玉田圭司選手
「カベを超えた。やっと結果を出せたからね。試合でも余裕を持ってやれたし。点を取ったから余裕が出来たのはある。足の状態は試合に入ると忘れるね。アップの時はまだ少し痛かったけど、試合になると全然違う。だけど足は釣っていますよ(苦笑)。1点目のゴールは1対1だったし、DFとオレしかいなかったから、すっと抜けて打てた。2点目は相手の足が止まっていたし、GKと1対1になった時もGKのポジショニングが悪かったからイケると思った。ツネさんからボールが出てきた時、前を向いてトラップできたのが大きかった。今日は特にやってやろうという気持ちが強かった。雰囲気のせいもあるし、ここまで点取れてなかったからね。ハンガリー戦から長かったけど、 まあ自分の実力を出し切れているわけじゃないし、たまたま運がないのかなと思っていたから。自分はプラス思考で考えていましたよ。残り5分で3点目を取られた時はダメかなと少し思ったけど、勝てて本当にうれしかったです」
中澤佑二選手
「3点目のゴールシーンはアレ(三都主)と目が合ったから、あそこに行けた。ツネさん(宮本)が上がれと言ったから、自分はゴール前まであがっていた。ツネさんがそう言ってなかったら、上がってなかった。だからツネさんのお陰です。3-2に逆転された時は何点取られても負けは負けだと割り切ったし。3バックと4バックはどっちにしろ、しっかり確認して修正しないといけない。グループリーグ3試合はチームがバラバラだったけど、今はサブの選手も助けてくれる。『自分が、自分が』ではなく、周囲のことも考えてやっていた。10人になった時も特にピンチとは思わなかった。マリノスでもたまにあるし、向こうは若いチームだったから、1点取ればいけると思っていた。玉田はホントに頑張ってくれたと思います」
(取材・文/元川悦子)
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