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更新日:2004年04月27日
日本代表 ハンガリー・チェコ遠征 4月26日練習レポート
編集部 All About
不可解なPKでハンガリー戦を2-3で落とした日本代表。28日はFIFAランク9位のチェコと対戦。ハンガリーからプラハへ入った日本代表の練習の模様とジーコ監督の記者会見を全文掲載します。
■ジーコ監督
……昨日の試合に出た選手は?
「いつもの通り、昨日やった者は休みだ」
……チェコ戦への不安は?
「今のところ、誰もどこか痛いということはないし、問題ない」
……今回は練習時間が短いうえに、守備の練習をしていないが?
「ちょっと戦術的なものは明日やる。後ろも前も含めて、短い時間の中でやれることをやりたい」
……コラーやロシツキーを抑えないといけないが?
「彼らには名前だけじゃなく、一流であることを証明してほしい。我々も彼らを抑えるだけの力を見せてほしい」
……貴重な海外遠征の中で、何をテーマにしているのか?
「今回はいつものチームじゃないから。最初に8人来て、その次に9人が来て、最後に4人が来るような状況ではキツい。1週間1ぺんに集まればすごくいい1週間になるのだが。それでも選手は頑張っているし、戦術理解度も上がった。昨日も後から来た選手がよく頑張った。
ハンガリーのPKの場面は「ブラジルが相手だったら、あんなことができるのか」と思った。1本のPKで出た監督のやってきた仕事をないがしろにされる。それを学んだだけでもよかったと思う。これはいい材料だ。韓国がワールドカップでベスト4に入れたのは、しっかりしたピッチ外での厳しさがあったからだ。いい人になりすぎないことは日本の課題。とにかくハンガリー戦に関しては『ウチの邪魔はしないでくれ』と(レフリーに)声高に言いたい」
……昨日の試合後、ユニフォームを投げたそうだが?
「いや、投げてはいない。プレゼントを渡しただけだ。いわゆるハンガリーシャツというヤツを(苦笑)」
……選手に対して、「オレはこれほど怒ってるんだぞ」ということを示したかったのか?
「ホントに何が起こったのかを分かってほしい。そのことを分かってもらえないと、甘い部分が多くなってしまう。例えば、ウチのFKの時、カベの位置が前すぎるとかもそう。それが1歩2歩近いだけで、試合の流れは変わってしまう。茶野にしても田中にしても相手から相当なプレッシャーを受けているにもかかわらずファウルを取られなかったのに、逆にウチがやったら思いっきり取られた。それが一体どういうことだ。本山がドリブルで行って、何かをやられた時、倒れたら、シミュレーションで一発レッドが出る。つまり自分たちがやっちゃいけないことを、相手にも許しちゃいけない。それが国際的に勝負するポイントになってくる。
あんな状態でなぜ日本が負けてしまったのか。歴史には3-2で負けたことしか残らない。みなさん実際に話をつけてくださいよ。韓国戦でもウチがホームでやってても、大久保にカードが出たりしている。とにかく常識に外れたことが起こりすぎる。私は汚いことをやれとか、どんどん削れとは言っていないし、そういう気持ちもない。自分たちできちんとボールを組み立てようという努力をしているだけだ。しかし、そんな中でも、試合は1つ1つ進んでいくわけだから。
1年前のアルゼンチン戦のように4点、5点取られて、内容も悪く、ウチのペースではない負け方なら、これからまた出直しますといえる。だけど、こういう負け方はどうしても我慢できない。これはピッチの外の仕事だと思う」